「純血」にこだわるコミュニティは、衰退していく件

先日、シンガポールのリー・クアン・ユー元首相の日本人論を紹介したところ、たくさんの反響をいただきました。

ふるやさおりさん(オシリズムさん)は、「純血」を重んじるのが日本の特徴だという主張に対し「会社も同じですよ」と教えてくれました。

こちらの記事を読んで、新卒や中途採用の場面でも純血性…思い当たることがあり過ぎました。。外向けにはダイバーシティと言いながらも、結局今居る人たちと同じような人を雇いたい会社が多いなと思うばかりです😓
性格適性試験でも、社内で活躍してる人と近い波形の人を好んだり、
同郷、母校が同じ、ということでプラスのバイアスがかかったり、、純血性には直結しないかもしれませんが、面接官との接点があることで、双方に安心感が生まれるのは、元を辿れば純血性だったりするのかな…と思いました😆

ふるやさんは転職エージェントの長い経験をお持ちです。

言われてみると本当にそうです。

新卒と「途中入社組」が完全に分かれていたり。
転校生は最後まで「後から来たやつ」扱いだったり。
方言を話せない移住者が「東京もんだ」と言われて虐められたり。

リー元首相の書籍、「One Man's View of the World 」では外国人の目から語っていますが、実は日本人同士でも「純血」が大事な場面が多いかも。

今日はそんなお話。あまり楽しい話ではなく、ここから有料です。

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