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理想のコーチングを考えてみた

こんにちは。

「コーチング」という言葉が一般的になりました。

長男は集団教育を外れ、ホームスクールに来て、3年。
基本的に授業はなく、Youtubeにある教材などを探して、勝手に学習しています。先生は必要時にコーチングするだけです。
長男自身も友達に、数学のコーチングをしています。

今日はそんな息子と「理想のコーチってどんなだろう?」と話してみました。

1 大きな絵が描けること

まず「大きな絵を知っていること」です。つまり、広い世界を知っていること。各論的には専門教科の先生や、Youtubeビデオ、書籍などに任せられるのですが、大きな絵を知っていて、道筋を教えてくれる人はそう多くありません。

息子曰く、数学なら「World of mathmatics」のような全体像を理解していてること。以下のページに出てくる最初の図版は、数学の全体像を示しています。

興味を持った分野に対して、「微積分ならこの先生に習うといいよ」「純数学がやりたいならこのビデオを見て」「実務で使う数学はこれ」などと教えてくれること。

例えば、彼のメンターは、物事を浅く広く知ってるコーチで、数学を軸に、プログラミングや物理・生物・化学・コンピュータサイエンス・心理学・哲学などがどのように関係するかを知っています。

生徒の興味に従って、適切な先生やYoutubeビデオ、映画などを紹介してくれ、順番を提案してくれます。
息子が「心理学をやりたい」と言い出したら、「心理学より数学の方がお前には向いてると思う」と言ってました。

2 モチベーションのあげ方を知っていること

一番難しいのが「モチベーションのあげ方」かもしれません。やる気を失っているタイプの子にやる気になってもらうほど、難しいことはない。

息子も元々は数学嫌いでしたが、「フィボナッチ数」や「三角関数」などを教えてもらい、がぜん興味を持ったそう。こんなふうに、モチベーションのきっかけを作ってくれる先生は貴重かも。

3 スランプを助けること

自覚のあるスランプを助けてくれること。
興味を失ったとき、つまづいたときに、「今からどこに行けばいいか」「これをやったらいいよ」などと見せてくれることです。

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