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#真田丸
「真田丸」第26回感想
歴史ドラマとしては大した動きの無い回(秀頼誕生くらい?文禄の役は殆ど描写されず)でしたが、人物像を浮かび上がらせるという点では非常に意味のあった回のように思います。
・ボケてそうでボケてないようでやっぱり裸の王様な秀吉
従来のこの時期の秀吉像はどんどん耄碌していっているというものでした。
ところが真田丸のこの時期の秀吉は決して耄碌していません。朝鮮出兵は「国内で大名たちを遊ばせておくとまた戦
「真田丸」第25回感想
三谷さんの脚本の面白さがよく出ていた回でしたね。
「真田丸」は歴史上の出来事が動く回は正直面白さもいまいちだと思ってるのですが(合戦回はそれが顕著)、今回のように歴史の流れが静止している回(今回は1話丸々を鶴松の死に費やしました)での人物描写はやっぱり上手い。色々な人のコントラストが詰め込まれた回でした。
先ずは石田三成と大谷吉継。
世間のイメージでは三成は融通が利かなくて冷たいという感じで
「真田丸」は家康に注目!
2週続けて大河ドラマ関連。
真田丸、第四話を見て確信しました。
真田家と対になるもう一人の主人公は家康ですね。
これまでは単なるコミカルなおじさん描写が目立ちましたが、今回昌幸の策謀を見抜かせた事で家康も同レベルの策士だぞと暗に語らせてました。
一方、真田相手でも聞かれれば律儀に「信長への土産は馬がいい」と教えたり(信長は馬と茶器好き)、信繁の生意気な話にも黙って耳を傾けたり、信長の暴力的な所業
「真田丸」を引き締める悲劇性
大河ドラマ「真田丸」が好調な滑り出しですね。
三谷幸喜氏が脚本を務める作品という事で、流石にドラマ部分は面白い。ただ大河ドラマとして見た時は「軽い」という批判もあるようです。
確かに会話のテンポ、特に主人公の信繁と女性陣の掛け合いは軽妙で、大河ドラマとしては「軽い」部類に入るのだと思います。
ただそれをもって軽いドラマだと評するのは、個人的には「?」
というのも真田信繁を主人公に据えている