日々(2024/02/09)
物語を考える時、いつも始まりと終わりが思いつかない。中途半端なところから思いつき、書きたいところが生えてきて、収拾がつかなくなってしまう。
だから最初に、始まりと終わりを決めておく。
そうすると物語をきちんと綺麗に畳むことができる。しかし不都合がある。
それは「書けない」ことだ。
書くのが楽しいところは筆が乗るが、物語の世界に引き込まなければならない書き出しや、全てを綺麗にたたみ、物語の余韻を作ったりスカッと終わらせたりする締めは、私にとっては苦痛である。道中のあれこれが書き