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*【第27回】ライターになりたい!……○○になりたいだけでは確実に負ける理由

お疲れさまです。
本日はこのネタいきます。

「ライターになりたい!……だけでは確実に負ける理由
」という表題ですが、たぶん他の職業にも応用できると思いまして、○○も追記しました。

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ここ最近というか、イマドキでいうと“副業”も含めまして、過去不景気な時代になると“ライターになりたい方々”が増えるような気がしています。
バブル直後も非常に多かったと記憶してます。
内定を蹴ってフリーランスになった知り合いも。
その理由として、同じ安月給ならば、好きなことをやりたい!というのがありましたね。
そのなか「ライターになりたい!」という人はたくさんいます、マジで予想外に。
そして、誰でも“Webライター”になれる時代になったというお話をしました。

【第18回】文章は何日書いたらプロになれるの?……文章術のはじめの第四歩
https://note.com/kyouji_nakamura/n/n65822411b47b

では、どこで表題の“負ける”になるのでしょうか。

■ ライターになりたい人は日々動いている

ズバリ、雑誌や書籍のライター業界です。
最近では増えてきたとはいえ、雑誌や書籍の巻末で「ライター募集」という記載はほぼ見かけません。
なぜか?というと、日々編集部には“売り込み”があるからです。
わざわざ求人を出さなくても、毎日なんらかの売り込みがあるんです、これが。
だから編集部はそれら売り込みの中から、有能そうな人を選ぶだけ。
だから“求人”がないわけです。
逆にいうと、ライターの求人があるメディアはヤバイ可能性が高いと考えてもいいかもしれません。

■ 雑誌のライターに選ばれる最低基準

そのなかで、雑誌や書籍のライターに選ばれる基準はいくつかあります。
○ フツーにビジネスメールが書ける
○ フツーに連絡がとれる
○ フツーに履歴書や職務経歴書が書ける
大学就活経験者なら当たり前のことができないライター希望者が昔は多かったように思います。
○ ライターになって、なにがしたいか
○ ライターとしてどんな役に立てるか
以上も、就活面接経験者ではありえないことですが、ライター応募では驚くほど「ライターになりたい」とだけ語る希望者が多いです。
というか、ひと昔前のライターさんは、ほぼ全員就活経験がないため、これら発想がなかった時代もあるようにも思います。
その意味でも“副業”ライターさんは、前提して“社会人”としてしっかりしている安心感がありそうで、有利なのですね。

■ なんだかんだと見た目と学歴か

そのうえで、ライターさんを選ぶとき、特に顔出し・プロフィール出しも含めて“記名原稿”になったときも、もちろん考えます。
上記の当たり前ができたうえで、文章力や企画力や自己プロデュース力も含めて、すべて同得点であれば最後は“見た目”で選びます。
これを差別と言われれば仕方ありませんが、ただイケメンや美人という話ではありません。
この企画にはこんな顔立ちというのもありますし、単純に見た目ではないとしても、イケメンや美人が有利でもあります(まだまだそんな世界です)。
もちろん取材のあるライターでしたら、やはり第一印象や外観はとても大切なのはいうまでもありません。
あとは学歴(高卒でも慶応卒の学歴取得ネタはまた書きます)。
例えば、ビジネス書などは、多くの読者が“まずは著者の学歴をみる”という編集者さんもいますので、学歴も“見た目”以上に強い要素となります。
自分より低い学歴の人の書いたビジネス書を手に取らない読者はやはりいます。

■ 最後に残る“強み”とは

文章力や企画力や自己プロデュース力も含めて、すべて同得点。
……なんて状況はほぼ、みなさんも出逢ったことないのではないでしょうか。
そこで“差別化”です。
ここでの差別化とは、他者との違いではありません。
そんなん当たり前なので。
例えば、売り込む雑誌に新たな企画を持ち込む。
その○○雑誌との“差別化”です。
ライターになりたい → あたりまえ
○○雑誌で書きたい → あたりまえ
○○雑誌を全否定 → ××で変えたい
こういうのは確実に目立ちますから“強み”になると思います。

■ 蛇足

ぜんぜん関係ないかもしれませんが、省庁がスキャンダルやトラブルで問題となると、その翌年にその省庁を希望する東大生が多いと昔ニュースで聞いた記憶があります。
ニュースでは問題を抱えた省庁を変えたい!という論調でしたが、問題を抱えた省庁だから、出世しやすいと考えた人が多いとも。
これも、なんか今回のネタとリンクしてるような気もします。

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※ セミナーテキストと重複する部分も出てきましたので“引用”扱いに変更いたしました。

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