授業動画作成を淡々と
進めています。
しかし、その中で、気付かされることも多いなと思って記事にしてみます。
ブログでも書いていますけれども。
https://kyouin-tenshoku.com/2020/04/15/01-7/
今回の新型コロナ対応で、オンラインで授業動画を配信することに関していろいろと試行錯誤をしております。
動画の長さと、授業の1時間というものの違いにも葛藤しました。
動画だからこそのメリットもあるなと感じる一方で、動画だからこその制限も感じています。
最たるものは、動画1本の長さでしょうか。
これに関しては、細かく配信していこうと思っています。
また、動画を面白く(見栄え的に)するための工夫は、板書や授業を面白くする工夫と、少し似ているというか、共通しているところもあるのかなと気付かされました。
もちろん、ただ単純に面白おかしく動画を編集すればいいというわけでもなく、授業の内容が伝わりやすいのはもちろん、画面の単調さなどから損をしないためにはどうすればいいのだろうか、などと考えさせられることは多いです。
でも、これって、我々が新人だった頃に、どうやったら授業に集中してもらえるのか、どうやったら授業内容がちゃんと伝わるのか、などと一生懸命板書の内容を考えていたことと同じような気がするんです。
それこそ根本の部分では(ブログでも書いていますけれども)。
だから、教員生活もそろそろ10年目に突入しようとしている昨今、はからずもこのような形で授業の根本に迫るようなことを考えさせられることに、ちょっとありがたさも感じています。
いや、もちろん、苦しんでいる人も多いということは百も承知です。
そういう意味ではなくて。
教師としての自分に対して、そろそろ経験も積んで、いい意味でも、悪い意味でも自分のやり方が確立してきたところに、さらに新しいことにチャレンジさせられることによって、本当に大切なことは何だったのか、など原点回帰をさせられたことはありがたいな、という意味です。
誤解のなきよう(汗
ということで、ここ最近は授業動画の作成にあたって、かなり工夫をしています。
難しい内容は、端的に、短時間の動画で収めてみようとか。
内容が難しいにも関わらず、長い動画を見させられるのは、生徒側にとっても苦痛なのではないかなと。
その一方で、比較的内容が簡単なものについては、テンポよく、でも大切な内容は落とさないようにきをつけるなど、動画の時間の中での運営も考えさせられています。
こういうちょっとした気遣いが、ひょっとすると、日頃の授業でも活きてくるのかもしれませんね。
自分でいろんなことに気づき、改良していくことが、自然と成長につながっています。
そして、自分自身、なんだか授業動画を作成していて、とても楽しいのです。
今後も、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいなと思っております。
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