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保護者と電話で話すのは好きですか

お疲れさまです。

いろんなことがあって、様々な対応を迫られた一週間だったと思います。

私は私で、自宅で動画作成もする一方で、新クラスの生徒のご家庭への電話連絡もしていました。

ふと思ったのですが、ご家庭への連絡が苦手な人っていますよね。

自分も若手のころは苦手でした。

どうも、やっぱり顔が見えないコミュニケーションは好きになれませんでした。

最初は、受け答えも含めて、どうしたらいいか、ベテランの先生に相談して、原稿みたいなものも作ってから電話をかけたりもしていました。

ちなみに、今、同じようなことを同僚がやっています。

年齢は上なのですが、社会人経験が長く、教員経験は短い人生の先輩である後輩教員です(ん?)。

今でこそ、自分はお母様方を含め保護者の皆様とお話するのには慣れましたが、やっぱり経験って大きいですね。

ちなみに、なんでこの話題で話をしようかと思ったかというと、実は今週はかなり話し込んだからなのです。

短い家庭でも6分ほど、長いご家庭だと20分以上話していたご家庭もありました。

もちろん、迷惑にはならないようにと思ってはいたのですが、捕まるお母様にはかなり捕まりました。

ちなみに、これはある意味ではわざと捕まったというところもあります。

なぜか。

それは、新年度が始まったにも関わらず、なかなかコミュニケーションを取れない現状で、直接、ダイレクトにお母様方とお話をするチャンスだからです。

日頃の子どものいいところや期待しているところを直接お母様方に叩き込む。

やはり我が子を褒められて嫌な顔をする保護者は少ないです。

そんなところからとっかかりにして、話を広げていき、関係性を作っていきます。

親側が、我が子の欠点なんかにも言及してくるとしめたものですね、そのあたりは今年の課題にしていきましょう、みたいにまとめながらどんどんコミュニケーションをとっていく。

なので、ある意味ではお母様方に捕まったほうが得だったかなと思っています。

特にこの状況での、このタイミングでのお電話は。

今、年度の最初にきちんと関係性を作っておいたほうが、1年間を見通した時に、絶対に得になると思った故での判断です。

なので、クラスの生徒34人全員に電話をするのに、なんと2日近くかかりました。

もちろん、間に横から別の仕事が入ってきたりしましたが、それでも軽く7時間以上は喋っていた気がします。

良し悪しは置いておいて、それで関係性が作れたと思っているので必要な時間だったのではないかと思っています。

逆に、この大変な状況の中、それだけ時間を作ってもらったと思っています。

親御さんと3~4分(またはそれ以上)、生徒本人に変わってまた3~4分(悩みなども聞いたりしてそれ以上も)なので、やっぱりそれくらいはかかっていまいました。

ただ、総じて、関係性が構築できたことと、今この時点での悩みや問題を把握できたので、やっぱりコミュニケーションは必要です。

本年度はいつできるのか、やるのかはわからないですが、保護者会も楽しみにしています。

ひょっとしたら、レアなタイプの教員なのかもしれません(苦笑)。

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