必死な生徒を助けたくなってしまう、それが教員という人種なのかもしれない‥
皆様お疲れさまです!
いよいよ魔の6月ももう少し、7月の足音がかなり近づいてきました。
学校によっては、定期テストが終わっていたり、今週の後半だったり、来週だったりするかもしれません。
で、今日の話はそんな試験前の生徒の話だったりするわけです。
今日のお昼休みのこと-
4時間目の授業が終わって一段落したところで、1人の生徒が訪ねてきました。
生徒「先生!質問があります!!|ᴗ•)و゙㌧㌧」
私「おー、どうした。最近頑張ってるよな。どれどれ‥( -∇-) 」
ということで質問対応の始まりです。
ちなみにこの生徒、前回のテストでのび太くん的な点数を叩き出してしまったとです。
別に勉強が嫌いなわけでもなく、やらなければいけないこともわかっているし、ある程度取り組む生徒なワケなんですが、作問者である私も、もちろん当の本人も、まさか本当にこんな点数を取るとは‥という生徒です。
本人もショックで一時期はうろたえていましたが、少し経過してからは、気持ちを切り替えてちょくちょく質問に来るようになっていました。
ショック療法というわけではないのですが、この件をきっかけに、それまで以上に勉強に打ち込むようになりました。
変わったのは、やり方でしょうか。
丁寧に繰り返したり、理由にこだわったり、論理展開をちゃんと追いかけるようになった感じです。
ギアが1段階どころか、2段階くらい上がって、少しばかり頼もしくなりました。
生徒「問題集を問いていて、3点ほど質問があるんですけど‥(○'ω'○)」
私「うん、落ち着いて1つずつ潰していこうか‥」
ざっくりいうと、3つあった質問のうち、1つは基本的な質問でした。
もう1つは、問い方が少し特殊な問題だったので、少し噛み砕いて翻訳してあげたら納得してくれました。
生徒「なるほど!こっちの問題と同じ意味だったんですね!それならあとは1回自分で見直してみます!(`・ω・´)シャキーン」
本当に頼もしくなりました。
生徒の成長を身近に感じられるのは教員の醍醐味です。
もちろん、必要に応じて叱ったり、檄を飛ばしたり、敢えて挫折を経験させたりその後のフォローしたりもするんですけれど。
で、最後の問題がちょっと厄介で。
指導要領の外の発展事項の質問だったんですよね。
私(この問題に手を出せるまでに成長したのか!!)
ということで、少し説明に時間がかかってしまったんですよね。
ちょうど質問に来た生徒が納得しかけたところで
キーンコーンカーンコーン
昼休み終了のチャイム、5時間目の予鈴がなりました。
私「しまった!昼ごはん食べられてないだろ?戻ってちゃんと食べられそうか!?」
生徒「大丈夫っす!今日は絶対質問しに来ようと思って、5分で飯食ってから来ましたんで!(๑•̀ㅁ•́๑)✧」
私「そうか、それなら良かった!」
ということで、まぁ、今日もお昼ごはんを食いっぱぐれましたとさ。
まぁ、勉強の質問対応に限らず、いろいろと話を聞いたり、悩み事の相談にのったり、生徒を助けたくなるのが教員なのかなと思います。
困難なことも少なくないけれど、成長過程を間近で感じられる魅力にあふれる職業だからこそ、なのかもしれませんね。
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