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機械の調子と働き方

機械の調子によって、自分の働き方が左右されるのは、学校あるあるなのではないでしょうか。

例えば印刷機。

調子が悪くて紙詰まりがすぐ起こるときってありますよね。

下手したら数枚おきに機械がとまって、イライラしてしまうということも。

そして、こういうことって、たいてい忙しいときによくおこりがち。

インクの交換とか、マスターの交換だったら、やることも明確だし、やってしまえばすぐ作業に復帰できるからまだいい。

しかし、紙詰まりとかはいつ起こるかわからない上に、何が原因かもよくわからないことが多い。

印刷機が複数ある学校は、こういう調子の悪いほうだけ使われなくなってきて、下手したら使えるほうにだけ長蛇の列ができたりすることもあったりする。

こういう話は印刷機に限った話ではない。

紙折り機とかもまた同じ。

問題を内折りにして、解答解説を外折りにしようとして使ったりするんですけど、折り目がずれていたり、数枚おきに詰まったり。

ただでさえも忙しい教員のお仕事。

手順や動線なんかはよく考えながら作業をしています。

後で事務室にいくついでに、明日のプリントを印刷して折るところまでやって、その足で理科室にプリントの束を置いて、壊れた器具を回収して事務室で修理依頼を出す。

みたいな。

その途中で機材トラブルに見舞われたりするから計画が狂う。

時間的なところでも制限を受けてしまうし、何をしようとしていたのかも忘れがち。

「やばい事務室が閉まるからとりあえず先に行かないと」となってしまって、完璧だった計画がパーになることもあるし。

機材トラブルに集中するあまり、そもそも事務室に行くことを忘れてしまうこともありがちですし。

1つ1つ思いついたときにやればいいじゃない、と思う方もいるかもしれませんが、教員の仕事って、大きな仕事よりも小さな仕事の組み合わせであるほうが多くないですか?

もちろん、程度の差はありますけれど。

前の学校では、機械そのものがなかったので、冊子を作るのも紙の束を並べて、5~6枚を1枚ずつ取って、最後に折りたたんで、ということもしていました。

しかも、平気で100以上の冊子を作ってましたね。

先生によっては、ここかさらにホチキス留めまでしている方もいましたね。

その前の学校は立派な丁合機があったりしました。

メンテナンスもよくされていたので、よくお世話になりました。

しかも複数台あったので、片方が作業中でももう1台のほうで作業することもできました。

そして、ここでもやはり、片方の機械が調子悪いときには・・・

相方のほうが長蛇の列になったりするんですよね。

どこの学校も同じか(笑)

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