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早く帰ろうと思ったんだけれども

早く帰らなかった話、です。

正確には早く帰れなかった、になるのかもしれませんが。

さて、どうしても自分より若い先生、特に1~2年目の先生に対しておせっかいを焼いてしまうというか、放っておけないというか。

今日は早めにかえるぞ~、と意気込んでいた5時半時点。

運命の出会いは印刷室で起こりました。

若手の先生が困惑顔で作業をしている。

これは、何かあったな、と直感が告げつつも、とりあえず自分の印刷作業を行う。

様子を伺っていると、どうやら夏休みの宿題冊子を作っていたようなのだが、ページの割り振りを間違えてしまっている上に、折り機で折り返す方向を間違ってしまっている様子。

この若手の先生とはなかなか話をする機会もなかったので、ちょうどいいと思って作業を手伝うことにしました。

2年目の先生なのですが、まぁ、いろんなお話をすることができました。

お互いの生い立ちから教員になろうと思った理由、今まで働いてきた学校での経験など。

私は私で何度か転職の経験もありましたので、お互いに話に花が咲きました。

単純な折返し作業と製本作業だったので、まぁ、これくらいの世間話というか無駄話をしながらくらいのほうがちょうど良いわけです。

あとは、この機会にとばかりに、今の学校で困っていることとか、少し話を聞きました。

うーん、途中で思わず涙ぐんでしまう場面もあったので、相当メンタルにきてるな、という感じを受けてしまいました。

ちょっとしたおせっかいだったのかもしれませんが、もしかしたらよかったのかもしれない(迷惑だったかもしれないけれど)。

よくよく話を聞いていると、まだまだ学校のローカルルールみたいなものにも慣れていないみたい。

かなりカルチャーショックもあったみたいでした。

これはまぁ、どこにいってもある話だとは思うんですけれども、公立校でも異動したらしたで、異動先のローカルルールとか文化になれるまでちょっと時間が必要というのはありますよね。

まぁ、6月から本格的に新年度、新学期が始まったわけですけれど、夏休み前の今の時期、なかなかたまりにたまってくるという時期のような気もしています。

ちなみに、ローカルルールになれるというか、そういう雰囲気のようなものって、さり気なく異動してきた人とか、若い先生には伝えたりしませんか?

特にちょっとしたことで機嫌を悪くする先生がいる場合などにはちょっと注意を促したりしませんか?

いろんな文化があるとは思うのですが、若手は異動したての先生が苦労しないように、うまく情報を共有していきたいと思っています。

そういう意味では、ちょこちょこカルチャー・ショックを和らげるアドバイスもできたかな、と思っています。

結局、お互いがストレス少なく働くことができることが、巡り巡って自分のストレスをへらすことに繋がると思っています。

ということで、今日は人助けをしていて(自己満?)早く帰れなかったよ、というお話でした。

学期末処理終わんねーぞこれ!(笑)

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