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平日の昼間に学校を休ませて学校説明会に来ているのかなぁ‥

みなさまお疲れさまです。

敢えての(?)この時間帯のnote更新には、少し理由があったりなかったりします。

さて、私立学校にとって、生徒募集は死活問題です。

所詮は中小企業なので、経営に直結します。

かつて、私が勤務していた学校の副校長が言うには、授業料その他で収入があったとして、その6割くらいが人件費になるくらいの経営がバランスが取れているそうです(本当かどうかはよくわかりませんが)。

人件費が7割くらいになってしまうと経営が苦しい、5割しか人件費に使っていない学校は儲け過ぎだ!というような方でした。

それはさておき、生徒を募集するためには、学校説明会に足を運んでいただかなければなりません。

別に実際に見ていただかなくても、「もうこの学校に決めている!」というような方ならいいのですが、そこはやはりそんな方は稀なわけで。

一度しか無い人生ですから、親にとっても、子どもにとっても、それは真剣になる一大イベントですよ。

その学校説明会も、昨年はオンライン開催されていた学校も少なくないはずです。

今年になって、人数を制限しての対面ありの実施が増えてきたのではないでしょうか。

で、その学校説明会についてなんですけれど。

平日の昼間に開催されることもあると思うんです。

実は、最近ちょくちょくやりとりしている知人と話題にのぼったのですが、この平日の昼間に開催されている学校説明会に、親子(保護者と受験生)で参加している割合がかなり増えてきているのではないかということ。

平日の昼間(午前中にしても午後にしても)だと、普通は自分の学校(6年生のはずですから)があるはずだよね、もしかして、学校を遅刻とか早退とか欠席とかして、進学先の学校や受験する学校を選んでいるのかな、ということです。

経営も絡んでくる私学からすると、そこまでやってもらってありがたいと感じる方もいらっしゃるのかもしれません。

確かに、入学してからの校風とのミスマッチとか、思っていたのと違うというようなことはお互い避けたいと思うのです。

しかし、本来学校がある時間に敢えて学校を不在にしてまで、やらなければならないことなのか、と考えると少し時代と感覚が変わってきたのかもしれません。

昨今の情勢もあり、公立への不安が高まってきたからなのでしょうか。

もちろん、否定するわけでも肯定するわけでもありません。

その子にとって、そのご家庭にとって、必要だと判断したことならいいのだと思います。

私が公立校に勤務していた頃は、クラスの1/3近くが中学受験をしていたという話も耳にしました。

もちろん、受かっても地元の公立中学校に進学するというお子さんも一定数いました。

先日の報道を見ると、区によっては、半数程度が中学受験をする地区もあるのだとか。

中学受験は、親子の受験とも言われるほど、様々なことがあると思います。

親にとっても子どもにとっても、よい選択ができればいいと思います。

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