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木村泰子の みんなに伝えたい「ことば」

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『教職研修』人気連載のバックナンバーがオンラインに! 2018年度から続く木村泰子先生の連載「みんなに伝えたい『ことば』」。 いつ読んでも色あせない「ことば」を、毎月初旬に更新予…
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#校長

「おかえり」

 私が現場の校長だったら、学校に戻ってきた子どもにまず何を語るかと問われたときに出た言葉…

「大変」とは「大きく変わる」こと

 ある日突然、全国の「学校」が一斉休校なんて誰が想像できたでしょうか(※)。  目的は子…

「みんなの総意を」より大切なこと

 想定外を生き抜く力をつけなくてはならない学校現場です。いつ何が起きるかわからない社会を…

校長の「責任」はたった一つ

 管理職研修でのことです。 「校長の責任は何と考えておられますか?」と問うと、一瞬空気が…

学校の「空気」をつくる

「みんなの学校」に飛び交っていた言葉は「空気をつくろう」でした。  開校時の始業式で当番…

校長の「責任」はたった一つ

 校長の「仕事」は山ほどあります。これでもか、これでもかと押し寄せてくる課題や湧きだす難…

地域住民は「土」、校長は「風」

 数年前、当時の文部科学事務次官に「地域の学校は誰のものだとお考えですか」と質問しました。次官は「地域住民のものです」と、即答されました。  地域の宝が学ぶ地域の学校は、地域住民のものなのです。地域の学校がそこにある限り、未来の地域をつくる人材が学び続けるのです。地域住民は地域の学校の「土」です。  そして、校長や教職員は地域の学校を通り過ぎる「風」の存在です。「風」は「風」の分をわきまえなくてはなりません。 「校長が代われば学校が変わる」と言われるのは、「土」の学校をつくっ