地域住民は「土」、校長は「風」
数年前、当時の文部科学事務次官に「地域の学校は誰のものだとお考えですか」と質問しました。次官は「地域住民のものです」と、即答されました。
地域の宝が学ぶ地域の学校は、地域住民のものなのです。地域の学校がそこにある限り、未来の地域をつくる人材が学び続けるのです。地域住民は地域の学校の「土」です。
そして、校長や教職員は地域の学校を通り過ぎる「風」の存在です。「風」は「風」の分をわきまえなくてはなりません。
「校長が代われば学校が変わる」と言われるのは、「土」の学校をつくっ