想う程腐る

こんにちは、harumi.です。

先日、いつもよりも少し大きなサイズの作品を描きました。
どのくらい時間がかかったのか…いつもこのくらいの
サイズで作品を作っている作家さんはすごいなと改めて思いました。
私もこれから大きな作品をたくさん作っていきたいです。

さて、こちらが出来上がった作品。

想う程腐るー私は愚かだ。ー

あまり人物は描かないのですがこの時は描きたくなって
久しぶりに描きました。
髪の毛を描くのってすごく楽しいですね。

タイトルの想う程腐るというのをどう表現するか
どうやって表現していけばいいのか、腐るって？
というのにすごく悩みました。

あなたがとても好き、愛している。
でもその想いが強くなればなるほど、
私は汚く嫌な気持ちがあふれてくる。
だんだんその汚いものに侵されてボロボロになって
私でなくなって酷く心が壊れていく。
そのうちいつか心が腐り果ててしまう気がする。
でもまだあなたを想い続けていたい。
それが愚かだとわかっていても愛しているから。

そんな痛い痛しいものが表現できてたらいいな。
と思いながら描きました。

サブタイトル(？)の私は愚かだ。というのは
一緒に描いているお花全体の花言葉。

オダマキというお花で花言葉は「愚か」
色によってまた花言葉も違うのですが
今回は全体的な花言葉としてもお花の雰囲気や形なども
すごくよかったのでモチーフとして使いました。

色味などは自分の作品の雰囲気に合わせてしまったので
全然違うのですがとてもかわいく描けたのでよかった。

いつもは割と〇を描くことが多いのですが
今回は●にしました。
よりダークな感じが出せたかなと思います。

いつもよりも細かな描きこみはないですが
自分の中で新たな表現の方法が少し発見できた気がします。

今回人物を描くのがとても楽しかったので
今後も自分を入れた作品も増やしていけたらいいなと思っています。

いろんなことをして表現出来たらいいなと。

終わり。