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【旅行記】初めての国ひとり旅挑戦(ホーチミン編)

先日3年半ぶりの海外旅行に行ってきました。
最後に海外旅行に行ったのはコロナ前2020年1月のトルコでした。
その時はツアーだったので1人海外旅行となると、台湾、香港・マカオに続き、7年ぶり?とかになります。

今回は8泊9日ベトナム・マレーシア旅行のベトナム(ホーチミン)について書きます。
長くなってしまったので目次からご参照ください。

(あれほど写真を取ったのに意外にもホーチミンらしい写真があまりなくホー・チ・ミンさんの写真)


旅の目的

前職の上長が「目的が大事」と言っていたので今回の旅にもきちんと目的を決めました。

今までの当たり前や常識をぶっ壊したい、新たな刺激を得たい。
行ったことのない国に行ってみようと思いました。

飛行時間や治安、観光地や食事に興味を持てるか、ベストシーズンを考慮した結果、ベトナムとマレーシアにしました。

ベトナムは以前から気になっていました。
本当はダナン・ホイアンに行きたかったのですが、10月は洪水することもあると聞いて断念。ホーチミンに行くことにしました。
バインミーが大好きなのでベトナム料理を食べることを一番の楽しみとしていました。

手荷物のみ7kg以内って無理!

今回は2カ国に行くので、身軽にリュックのみの旅にしたいと思っていました。
YouTubeでもいろいろ見たので行けるかなと思っていましたが、いざベトジェットのチェックインカウンターで量ると9kg。。
背負った感じそんなにないと思っていたのでびっくりでした。
Mac Book Proも入っていますが、YouTuberさんはこれに撮影機材も入っているので大丈夫だろうと思っていました。
洗濯前提で服も減らしているのに、私にはバックパッカーは無理なのでは…とショックを受けました。

超過料金を払おうとして財布を出す時に水が入っていたことに気づいて言いました。
水を取ったら8.1kg。
ベトナム人の方でしたが、もういいよって言われました。
ウエストバッグも一緒に量りに乗せていたのですが、調べてみるとウエストバッグは入れなくてもいいっぽい?
リュックだけなら7kg台になりそうだからなのかな。

ちなみにクアラルンプールに行くエアアジアでは量られず、帰国はマレーシア航空で受託込だったので助かりました。

機内のトイレすらわからない

久しぶりですが、初めてではないので「まぁいけるだろう」なノリでいました。正直、準備が足りなかったです。

ベトジェット機内でトイレマークが空室の緑色になったのでトイレがあるだろう方向に行きました。
しかし、男性女性のトイレマークも「toilet」も「WC」も書かれていません。

近くのベトナム人と思われるCAさんに違う単語で聞かれたのですが、英語力0の私は「トイレ?」と聞くことが精一杯でした。
機内のトイレは「lavatory(ラバトリー)」でした。
しかも男性が鍵を閉めずに長居していました。。
割ときれいでよかったです。

レストランとかだと「restroom(レストルーム)」が多かった気がします。

ちなみに乗り物酔いする私は2万円台と激安のベトジェットに不安を感じていたのですが、揺れ具合は普通(ほとんどない)で快適でした。
とにかく快適を求めて前寄り通路側を座席指定して、隣と後ろがいない状態だったのもあると思います。
しかし、計2時間半ほど遅延しています(前日に2時間遅れることは予約したTrip.com経由で連絡があった)。

eSIMというのを初めて使ってみた

今までの海外旅行はSIMフリーでなく、WiFiを借りるのも高そうだったので、ホテルや街中のWiFiのみでした。地図もオフラインで使えるものを使っていた記憶があります。

今回2カ国行くので、国が変わるたびにSIMを入れ替えるのはめんどくさいなと思いました。ただでさえ入れ替えは気を遣うし、元々のSIMカードなくしそうで不安でした。
(旅行中に海外の人がスマホケースに挟んでいるのを見ました。そんな雑な感じでいいんですかね)

ネットで調べてeSIMのAiraloというのを知りました。
それでも海外でつながらなかったというのを見て不安に思ったのですが、60代の方がYouTubeで紹介しているのを見て踏み切りました。

どれくらいギガ使うのか分からなくて、30日3GBにしてみました。
(途中で足りなくてチャージすることになり、結果的に9日間だと5GBくらい使いました)

リージョナルというやつでアジア14カ国で使えるものにしたので、日本で通信確認をしました。
ベトナムでもマレーシアでも問題なく使えてよかったです。
SIMを変えるとiPhoneの写真の音が鳴らなくなって、日本も鳴らなくしてほしいなぁと思いました。

Grabも使えるか不安だった

アプリのダウンロードは事前に日本でしました。

電話番号での認証があります。
Airaloだと電話番号はないので、日本にいるうちに日本の電話番号で認証する必要があります。
日本でできない人もいるそうですが、私はできたのでよかったです。

クレジットカードの登録は楽天カードだとできなくて、もう一つ持っていたエポスカードで登録しました。

実際使うのは現地になるのでドキドキでした。
場所とか住所はベトナム語、アプリ上で通話ができるが英語が話せない、チャットも英語が読めない(翻訳できないっぽい)のは使いにくかったです。
それでも乗場の地図表示が分かりやすかったり、車のNo.が出るので探しやすかったり、英語や現地の言葉が分からなくても使えました。

乗る時は何て言ったらいいのだろうという感じでした。
英語だと日本の「お願いします」に当たる言葉がなさそうなんですよね。
アプリの画面を見せて、名前言って乗って、乗ってる間はほとんど話さず、最後「Thank you」って言って降りる感じでした。

ホーチミンの横断歩道は意外に渡れる

事前にいろいろYouTubeを見ていたので、横断歩道を渡れるかどうかはホーチミンで一番の不安でした。

でも意外に渡れました。
交差点には信号があります。割と守られている印象でした。
信号のない場所でも他の人と一緒に渡ったり、引いたタイミングで渡ることができました。

17時とかの渋滞の時間ですと、歩道にもバイクが走ります。
信号のない横断歩道は渡れない(クラクション鳴らされたくない)ので、信号のあるところまで遠回りして渡っていました。

歩道をバイクが走っていて驚いた

バイクタクシーについても書きたいのですが長くなるので別で書こうと思います。

ベトナム料理が口に合わず残念

今回楽しみにしていたベトナム料理。
生春巻き、揚げ春巻き、バインセオ、フォー、バインミーを食べたのですが、おいしいと思えたのはバインミーくらいでした。

生春巻きはさすが本場でモチモチの皮はおいしかったのですが、主な味である中身の香草があまりおいしくなかったです。エビとかチキンが入っていればまだ良かったと思うのですが、豆腐・春雨・野菜といったヘルシーなものでした。
揚げ春巻きにはエビが入っていましたが、あまりプリプリとしておらず具の食感がイマイチでした。
サンチュみたいな葉っぱを巻いたら食べやすくなりました。

某有名店のバインセオは、パリパリ生地表面の油がきつくて受け付けませんでした。硬水でお腹がやられており食欲がない状態だったのもあると思います。

バインセオ。元気な時に食べればきっとおいしい

店も臭くて、目の前にGの死骸を見ながらというのもあったと思います。

フォーも某有名店ですが、味に物足りなさを感じました。干からびた香草を入れたらまぁいいかなという感じです。牛肉は口コミでは硬いとありましたが、柔らかくおいしかったです。

Phở Hòa Pasteurの牛肉のフォー

5つ星某ホテルに泊まったのですが朝食も同様でした。
特に米粉のビーフンみたいな麺がパサパサしていておいしくなかったです。
本場のドラゴンフルーツはおいしかったです。お腹壊したくなくて最終日まで食べなかったことを後悔しました(カットフルーツでお腹は壊さなかったです)。

メコン川のオプショナルツアーのごはんはおいしかったです。象耳魚とお餅のようなやつとその他もろもろです。

丸いやつは甘くてもちもち。お魚は淡白な味。生春巻きに加工してもらいます

バインミーも某有名店のもので、日本で食べるのと違っていろんな種類のハムが挟まっており、野菜はなますのように甘くはなくてピリ辛であまり入れられませんでした。
買ってすぐ食べた時はパンがサクサクだったのですが、数時間後食べたらしなっていました。

Bánh Mì Huynh Hoaのバインミー。ボリューム満点でおいしい

ベトナムコーヒーのせいで眠れない

ある夜寝れませんでした。
深夜1時半ごろまでどこかの店?でカラオケをしていて、その重低音、エコー音が気になりました。
耳栓をしても、重低音は遮られてもエコー音は聞こえました。

カラオケは毎夜あったのですが、疲れていたら寝れます。

寝れなかったその日は1日に3回コーヒーを飲んでいました。
朝ホテルにて、昼にヨーグルトコーヒー、18時頃エッグコーヒー。

ベトナムコーヒーは日本で飲むものより2倍もカフェイン量が多いとのことです。知らなかったです。

エッグコーヒーはティラミスのような味。下に苦いコーヒーがたまっているので注意

0が多すぎて支払いを間違えまくる

ベトナムドンは0が多すぎて分からないというのはYouTubeでも見ていましたが本当にそうです。
例えば78,000VNDなのに10,000VND札を出してしまうような間違いを3回くらいしました。
(0を3つ取って6かける方式で計算するなら、468円なのに60円出している状態ですね)
ちゃんと「,」があるのに、何度も見て大丈夫と確認したのに、レジで「違うよ」となる。

さすがにベトナムに住んでいれば慣れるのかなと思いますが、3日間では慣れ切れなかったです。

小銭がなくて全てお札なのも混乱する元ですね。
分からなくて大きめを出すと、1,000とか2,000とか5,000札がもらえるのですが、使うタイミングがなくて募金としてまとめて消費しました。

スーパーだとXX,X00とかなるのですが、切り上げで払おうとしてお札を探していたら、切り捨ての金額でいいようでした。

ちなみに11月にハノイに行くので多めに両替してもいいやと思っていましたが、3日で25000円(空港で5000円、市内で20000円)は多すぎました。
10000円でも足りたなと思います(Grabはクレジット決済)。

ホーチミン10月の気候

アプリの天気予報では雷雨と書いてあったので心配でしたが、あまり雨降ることはありませんでした。
特にホーチミン市内観光した日はずっと晴れていました。
メコン川ツアーは何回か大雨と雷がありましたが、ちょうどご飯を食べてる時等でよかったです。

暑さは日本の真夏ほど暑くなく、日差しも強くないと感じました。
しかし、湿気がすごく、じんわりと汗が出てきます。
夏に1日中歩き回ることもほとんどなかったので、久しぶりにすごい量の汗をかいたなという感じでした。

湿気がすごいので、せっかく買った無印のベトナム限定トートバッグがカビ臭かったです。ホテルで気づいて泣く泣く捨てました。
まぁこの湿気だったらカビるだろうなぁと思います。

とてもかわいいベトナム限定の無印バッグ

ベンタイン市場はエアコンが効いていなくてすごい湿気と暑さだったので、素敵な布製品はたくさんあったけどカビを心配して、さらっと見るだけにしました。

マレーシアはエアコンが効きすぎて寒いと聞いており、寒いのが苦手な私は長袖や上着も持ってきていたのですが、ホーチミンの場合は室内でも半袖で問題なかったです。

日本人に会いたくない

スーパー等があるショッピングセンターに行くと日本語が聞こえてきます。
ホーチミンではちらほら日本人を見かけました。
20代くらいの女性の友達同士、男性の友達同士、カップル、60代くらいの夫婦、女性の友達同士が多い印象でした。

日本人が恋しくなるかと思いきや、日本語が聞こえると避けたい気持ちになりました。

少し年配の方ならまだしも、20代の友達同士で話す日本語って汚いなと感じました。
私自身も汚い日本語(親しい人と話す崩れた日本語)を話すことがあるので反省しました。

日本語以外の言葉が分からないのもありますが、外国語を聞いてそこまで汚いと感じることはありませんでした。

外国の人は、意味の分からない日本語がどのように聞こえているのだろうと思いました。

日本人がいる中で英語を話すのも恥ずかしいと感じました。
拙い英語、イントネーションからも日本人ってばれてしまうので。

外国にいるなら、日本人がいない方が楽だなと思いました。
とはいえ、現地の人に日本語で話しかけられると妙に親しみを感じてしまうのですが(たいてい客引き)。

戦争について改めて勉強したい

戦争証跡博物館に行きました。

ベトナム語も英語も読めないのでほとんど写真を見るだけでしたが、日本人が撮影した写真の展示ゾーンでは日本語もありました。
枯葉剤被害の悲惨さがとても分かりました。

ベトナム戦争についてある程度調べてから行ければよかったのですが、ベトナム戦争について、またその時代の他の戦争についても知りたいと思うようになり、今YouTubeでいろいろ見ています。

英語が分かれば博物館の解説も読めるので、やはり英語は勉強しないと表面的な理解になってしまうと感じました。
(Google翻訳で読み取ることはできますが、いちいち読み取るのは手間でした)

旅行中は日々観光と洗濯に追われていたので学ぶ時間が取れず帰国してからですが、次の旅行に向けて勉強したいなと思いました。

さいごに

ホーチミンだけでも長くなってしまいました。

ホーチミンは丸3日ほどでしたが、日本とは全く違いホーチミンだけでもかなり満足な旅行でした。

住みたいかと聞かれれば、カビ問題とバイクの量でうーんという感じですが、ベトジェットなら2万円台とかで6時間とあっという間なので、また別の市にも訪れたいと思いました。

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