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IT2社目の転職で初めての内定ブルー

SES3年目で転職活動をしました。
転職活動については以下のnoteをご覧ください。

第一志望の会社に内定をいただいたのですが、不安を減らすために設定してくださるオファー面談で逆に不安が増し、気分が落ち込んでしまいました。

新卒、ITの未経験転職、今回の転職と3回経験していますが、内定ブルーというものを初めて経験しました。
⚪︎⚪︎ブルーというものに内定ブルーや転職ブルーというのがあるのも初めて知りました(なんとなくあるのではないかとは思っていました)。

求人を見ると、第一志望です。
しかし、実際働いているエンジニアの話を聞いて、求人と違うのではないか?と感じました。

私は「ただのSES」に転職するくらいなら現職に留まった方がいいと考えていました。
興味のある業界の案件が多いこと、受託比率も多く自社メンバーで開発ができること、アジャイル開発ができることが魅力的に感じていました。
もちろん全て希望が通るわけではありません。客先常駐があってもいいかなくらいは考えていました。

しかし、その受託開発が求人に書いてある7割ではなくほんの一部で、ほとんど客先常駐とのことでした。
ちょうどその会社が開拓していく過渡期にあったこともあると思います。
(求人は今も内容が変わっていません)

私はSES未経験でも新卒でもありません。
SESはそこまで闇ではないことを知っているのに、未経験だった頃よりも毛嫌いしているような感じがありました。
せっかくSESから脱却できる期待があったから余計だと思います。

営業との面談がなかったのも問題だったと思います。
新卒や未経験はさておき、経験者は具体的な案件の話(現実)が聞きたいです。
人事採用担当だとそこまでの話ができません(夢を語るような感じで現実から乖離している)。

もっと具体的な案件の話が聞きたいと思い、転職エージェント経由で営業担当の方へ質問させていただきました。
この質問はもっと練ればよかったと後悔しています。
表面的な回答しかなく、不安を解消できませんでした。
(営業担当でも間近にならないと案件のことは分からない)

営業担当と入社間近になったらヒアリングがあるのかなと思いましたがありませんでした。
「面接時の希望は伺っています」とのこと。
しかし、一次面接で「⚪︎⚪︎業界の案件がやりたい、アジャイルがやりたい」と採用担当に話して「合っている」と言われ最終面接に進ませてもらったのに、完全にスルーされています。

「Javaを極めたい」部分だけは聞いてもらえている気がしますが、「アジャイルがやりたい」のであれば、現職の次案件であるはずだったPythonの方が実現できたのかもしれません。

結局SESは間近になるまで案件の詳細が全然分からないっていう不安はどうしてもつきまといます。

内定承諾は悩みました。この1社しか内定がいただけず、現職にはもう退職の旨を伝えてあったので比較することはできませんでした(退職届はまだ書いてなかったので、「退職辞めます!」でもよかったのかもしれません)。

転職活動の疲れが来て、ちょうど落ち込む時期だったのかもしれません。
転職ブルー・内定ブルー系のYouTube動画見て落ち着いてきました。

新卒の方が内定ブルーは多いだろうなと思いました。
私は新卒の時、第一志望の会社、第一志望の部門でしたが、志望業界全落ちして来た人、熱い思いがあったのに全然違う部門だった人など近くにいました。
不本意だったとしても、その人たちは腐らずにがんばっていました。

第一志望とは言え、入社前合宿が不安すぎて、やばかったら逃げようと思っていたことも思い出しました(企業理念を大絶叫する洗脳合宿)。
尊敬する同期を発見して入社を決めたら、同じ店舗だったということもありました。

未経験転職で入社したSESも優秀な同期に恵まれました。今もごはんに行く仲です。
未経験の時は開発できるかどうかが不安で、面接の時に「開発ってできますか?」と質問したことを思い出します。
(実際は経歴を1年盛って、開発には参画できました。できる同期や先輩でも保守ばかりの人もいたのでタイミングや運が良かったのだと思います)

結局入ってみないと分からないし、どんな会社であってもどんな現場であっても良い人がいたという経験があります。
上位会社のリーダーが尊敬できる人で、目指すリーダー像になりました。

新しい会社は新卒もいるので、もしかしたら志望企業に落ちて不本意入社した人もいるかもしれません。
そうではなくても研修をやってみて、現場に入ってみて、「全然できない、自分には向いていない」と悩む人に会うかもしれません。

その時に、自分も経験した思いから、寄り添うことができるのではないかと思います。
共感力が比較的ある方だとしても、本当に経験していないと分からない部分があります。
自分にとってつらい経験だとしても、それによって人に優しくできるようになるなら良い経験だと思います。

転職したらまた1からのスタートだから、まずは自分のスキルが活かせるものからやるのが当然のことだと思います。
挑戦を希望したものの環境の変化に不安があるので、徐々に慣れていくように、会社が「合うのではないか」と選んでくれた現場に行くのもいいと思います。

まずは自分の実力を見てもらってから、徐々に挑戦したいことをアピールしていけばいいかなと思います。
それでもダメならその時考えればいいことです。

内定をいただいた時点でまぁ合っているのだろうと思います。
3次請け、4次請けは嫌だと言っているのだから。
また、教育する立場を担ってもらいたいと期待されています。

忘れてしまうだけで、今までも環境の変化による不安はあったのだと思います。
入社してみるまでこの不安は消えないと思います。
「前職の方がよかった」となるかもしれません。
それは他を知ったからこそ初めて分かることです
IT2社目で失敗して1年未満で転職する人が結構いる印象ですが、失敗を経験したからこそ次に生かしていけると思います。

とにかく今は飛び込んでみて、それから判断しようと思います。

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