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哲学、歴史、文学

もうひとつ
今日ミュージカル「Play a Life」を見て感じたこと

公演中、世界史をなぞりながら
ソクラテスやプラトンなどが説いた
「人が生きる意味」が音楽にのせられた

そして、歴史とはなにかということも。

日本文学を専攻してきたから、
歴史を学ぶ意義も大切さも分かってはいるつもりだ。

そのうえで、体系的な人間の生きてきた軌跡よりも、
ある個人の歴史を、人生を、
感情と言動の連なりを、研究したいと思ってきた。

だけど、今日
人類の歴史と様々な人が思考し、すがってきた「生きる意味」をなぞるというものも、面白いかもしれないと思った。

そして今まで、日本人の思考にしか興味がなかったが、
宗教の色が濃い世界のそういうものをなぞるのも
面白いかもしれないと思った。


帰りに、キリスト教の本が多く置いてある本屋に寄った。
哲学や倫理学、歴史学の本を手に取って立ち読みした。

だけどやっぱりどうにも性にあわないと感じた。


日々の出来事に一喜一憂し、
自らの過去と思考をそこに結びつけ、
生きる意味を見出す

そういう人生を歩んだ人々の感情と思考に興味があることを改めて理解した


だけど帰りに、
自分が卒業研究で取り扱っていた遠藤周作の作品と
好きだったカフェの名前になっていて、読んだことはなかった「月と六ペンス」を買った。


全ては繋がっている
だからこそ芸術は面白い

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