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活動まとめ 8月2日-8月8日

岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
令和5年7月に夫婦で広島から移住し、自伐型林業×複業というテーマで活動しています。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。

林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。

この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。

それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓


京津畑作業道 見学会(1日目)

8月2日
集落の方に集まっていただき、作業道の見学会を開催しました。
以前から時々、「ぜひ見に来てください」とご案内していましたが、「邪魔になりそう」「いつ作業しているか分からない」などのご意見をいただいていました。
そこで、見学日を決めて瓦版(集落の方へ向けた協力隊新聞)でご案内したところ、6名の方が集まってくださいました!
作業道を作る工程や、どのような点に気を付けているか、小規模な作業道がどのように自然に影響をもたらすのかなど、ご説明しながら歩きました。
「ここを観光スポットにしてはどうだろう」「この木の実を、子どもの頃はおやつ代わりに食べていたのよ」「この木のコブは何だ?」など、普段山へ入っている私たちとは違う面白い視点やアイディアもあり、私たちも勉強になりました。
さっそく道作りに活かして取り入れていければと思います!

個人的には女性が2名も来てくださった事も嬉しかったです!

協力隊の月例ミーティング

午後から、まずは川崎防災センターへ集合して、一関市主催の自伐型林業体験研修で使用した木材を持って帰るためトラックへ積み込みました。
市の担当の方も駆けつけてくださいました。ありがとうございます!

積み込みやすいように玉切り。猛暑日で、アスファルトの照り返しでクラクラしました。
左端は、市の担当の方(ありがとうございます)

その後、本庁へ移動して市の担当者と協力隊3名で月例ミーティングをしました。

京津畑作業道 見学会(2日目)

8月4日
作業道の見学会の2日目でした。
早朝5時から1時間、集落の公葬墓地の草刈り・清掃が行われた後だったにも関わらず、1日目にも来てくださった1名を合わせて7名の方が来てくださいました!
1日目と同じようにご説明をしながら歩き作業道の最後へ着いた時、「運転している姿が見たい」という声が上がり、急きょ協力隊3名交代で実演しました。
実演後には拍手までいただき、嬉しいやら恥ずかしいやら・・・

普段、山の中は閉ざされた空間でもあるので、皆さんがふらり、でも良いので足を運びやすく、喜びも共有できるように時々こういう機会を設けていければ良いなと思いました。
皆さんに色々なご意見やアイディア、応援の言葉もいただけて、私自身もとても嬉しく、さらにやり甲斐が生まれました。

実演する私と、何だか大撮影会のような光景を醸す周囲

バックホーの操作練習

午後から協力隊2名で、少しだけバックホーの操作練習をしました。

オンライン説明会の資料作成

その後家に戻り、7日のオンライン説明会の資料を作成しました。

家の中があまりにも暑いので、外での作業です

バックホーの操作練習

8月5日
この日から3日間、2名の協力隊は研修で不在のため、活動時間を少なめにし、溜まった家事などの用事を済ます事にしました。
この日は、バックホーの操作練習を1時間ほど行いました。

写真ではわかりにくいのですが、路肩へ木の根株を入れました
また後日整備が必要です

網戸の作成
借家には網戸がなく(他にも網戸のないお宅は結構あります)、窓が開け放てないため、自作の網戸を作る事にしました。
作り方はこの動画を参考にしました。

材料は随分前に揃えてあったのですがなかなか時間が取れず、最も暑い時期に作る羽目になってしまいました・・・

まずは寸法を図り材料を切断、動画のようにインパクトドライバーで木枠を作りました。暑い中頭を使い、体勢も悪いのでクラクラします。

寸法通りに切り終わりました
ビスが打ちやすいように穴を開けるのですが、道具が見当たらなかったため手持ちのキリで開けました。
準備不足です

枠を作る途中、真ん中に入れる木材が計算に入っていなかった事が判明。
ホームセンターであれだけ考えて買ったのに・・・暑さで頭がどうかしていたのでしょうか(いえ、割と良くある事です)。
仕方がないので外枠のみとして、網を挟み込み、その上から枠に沿ってもう一方の木材を打ち付けていきました。動画では、タッカーで網を留めていましたが、使い方が分からず試しているうちに破損。主人が帰ってきたら謝る事にします。

芯を抑える部分が、一部出てこなくなってしまいました。ゴメンナサイ
(後日見てもらい、壊れていない事が分かりました)

そんなこんなでやっと完成!
さぁ、効果やいかに?と試そうと思ったところでバケツをひっくり返したような雨が降って来ました。雨が降り込むので窓も開けられず、気温も下がってしまったので、効果を確かめるのは後日となりました。

このタイミングで降らなくても・・・

京津畑の山の作業道作り

8月6日
協力隊1名と前年度研修生1名で、作業道作りをしました。
協力隊以外の方と2人で作業をするのに慣れておらず、写真を撮り忘れてしまいました。
梅雨時期の雨とここ数日の雨で路面がぬかるんでいたので、今まで作った場所を仕上げるには適しておらず、ルート上を新しく作って行きました。

8月7日
前日に続き元研修生と2人で作業道作りをしました。
ルート上に木が立っていたため、まずは伐倒から始めました。しばらく切れていないので私がさせていただきました。
今回は、木の重心をしっかり観察して、ロープの牽引なしで木が倒れたい方向へ倒す事を心がけました。2人で話し合って、私の苦手な追いヅル切りという伐倒方法を選択。この方法で使うチェーンソーの刃を水平にし木に突き刺していく「ツッ込み切り」という切り方が特に苦手で、研修生の方にアドバイスしてもらいながら行いました。
「この時チェーンソーはこんな風に持った方がやりやすいかもよ」とか「まずはこっちを仕上げてから反対側を切るとやりやすいよ」など優しく分かりやすくアドバイスしていただいたお陰で、切る時のポイントや感覚が掴めたように思います。感謝です!(本当に分かりやすかったです)
しかしながら木は簡単には倒れず、研修生の方に手伝ってもらいながらあの手この手でやっと倒す事ができました。
その後は30分交代で作業道作りをしました。

真ん中の木を倒しました。曲がっていて重心がわかりづらかったです
切り口の検証。全体的に右下がりで、水平が取れていません
目指していた方向へは倒す事ができました

午後からも作業道作りの予定でしたが、お昼休憩が終わって5分も作業しないうちにバケツをひっくり返したような雨に見舞われ、雷も鳴っていたのでこの日の作業は中断しました。
この頃の雨の降り方は異常です。これでは、道が乾き切らずなかなか仕上げる事ができません。

地域おこし協力隊オンライン説明会

いわて圏さん主催の、今年度の一関市地域おこし協力隊募集に興味のある方向けのオンライン説明会で、ゲストとして夫婦で参加しました。
事前に作成していたパワーポイントの資料を用いながら10分という持ち時間を大幅にオーバーしてお話ししてしまいましたが、現役ならではの経験、視点など少しは伝わったのではないかと思います。
これをきかっけに、さらに興味を深め、応募に繋がる方がいらしゃれば幸いです。
私たち自身も、伝える側の立場で試行錯誤しながら資料作りやお話をした時間はとても良い経験になりました。
ありがとうございました。

打ち合わせ中の一コマ。緊張が和らぎました

8月8日
前日に続き元研修生と2人で作業道作りをしました。
まだ道がぬかるんでいるため、主にルート上に新しく作ったり、道端などを綺麗に整備しながら作業を行いました。

私が深土(土質の硬い土)を表面に撒いたのを、キャタピラで締め固めてくれる元研修生

3日間2人で作業したので、大分息が合ってきました。
お仕事の都合でこの日は午前中で帰られました。お仕事と並行して私たちの山仕事にも参加されています。その熱意に私たち協力隊も良い刺激をいただいています。

おまけ

8月2日
市の担当者の方の素敵な計らいで、月例ミーティングの後に花火大会を間近で見る事ができました(月例ミーティングの時間を花火大会前に設定してくださいました)。
広島や、4年弱働いていた東京の花火大会とは違って、人混みに揉まれながら我慢して見る、という事がなく、至近距離で目一杯堪能する事ができました。
活動以外にも思いやりと細やかな気配りをいただき、いつも本当に感謝しています。オンライン説明会でもお話ししましたが、私たち協力隊は本当に良い担当者の方に恵まれたと思います。

花火は特大ではないけれど、至近距離で見られる臨場感が最高でした

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓

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