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活動まとめ 7月12日-7月18日

岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
令和5年7月に夫婦で広島から移住し、自伐型林業×複業というテーマで活動しています。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。

林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。

この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。

それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓


京津畑の山の作業道作り

7月12日
午前中、協力隊2名と前年度研修生1名で作業道作りをしました。
途中で、線形(作業道のコース)上の杉を伐倒しました。
今回は夫の誠司が伐倒担当。私と元研修生は安全に伐倒するためにロープを張り、準備しました。伐倒する木に夫がロープをかけ、支点になる木に滑車を付け、プラロックというロープを引っ張る器具を伐倒方向近辺の木に取り付けます。木の伐倒自体も経験不足なのですが、ロープ・ワークも自分でした事がなく、ロープの結び方が分からない事が判明…。皆んなでネットで検索した方法で結び、何とか安全に倒す事ができました。

準備が完了し、夫の伐倒を見守る。最後はプラロックで引っ張り、無事倒しました

実際に自分が結ぶ場面にはなかなか当たらないので、しばらくは立木で練習が必要です!

やまあい工房さんの定例会

7月13日
毎月1回行われるやまあい工房さんの定例会へ参加させていただきました。
お手伝いをさせていただいている者として、どのように運営されているのか、どのような課題があるのか等を知りたかったのですが、昨年からなかなか予定が合わず、初めての参加となりました。
まずは前月の経過報告、そして会計報告と続きました。
その次は今後の予定を共有されましたが、なんと10月末までイベント等の注文が入っていました。予想していた以上の忙しさに驚きました。
現在、主要メンバー2名がお休みされており、とても少ない人数で毎日のお弁当作り、週2回のお惣菜作り、イベントのお弁当・お惣菜作りをされています。定例会では、何とか運営を繋げていかれている大変さや、皆さんの一生懸命な思いが伝わってきました。

山がっこのホームページ作成

同日、山がっこのホームページ作成の打ち合わせがありました。
6月末の打ち合わせを受けて、DXがミッションの地域おこし協力隊2名が指導に来てくださいました。自治会の役員の方が集まり、テレビに映したパソコンの画面を見ながら説明を受けられました。
私はやまあい工房さんの定例会に参加するため30分で退席し、あとは加藤隊員が引き続き自治会の方と一緒に説明を聞かれました。
後で聞いた話によると、まずは自治会の皆さんで作成を進める事になったようです。皆さん、初心者の方ばかりで仕事もしていらっしゃるので、その合間を縫っての作業、頭が下がります。
新しいホームページを見て、やまあい工房を含む山がっこに興味を持ってくださる方が更に増える事を願います。

京津畑の山の作業道作り

7月14日
協力隊2名で作業道作りをしました。
線形(作業道のコース)上によく育った山椒の木があり、そのまま切ってしまうのも申し訳ないので、作業道の脇に移植を試みました。
作業道の先生がいとも簡単そうにバックホーで掬い上げ移植しているのを何度か見たのですが、実際にはとても難しく、2名で協力して何とかやり遂げる事ができました。
移植した後、「あとは、この木の生命力にかかっている」と先生はおっしゃいました。何とか根付いてこの山を引き続き見守ってくれますように。

操作を間違えばへし折ってしまいそうな木。真剣そのものです!

操作の良い訓練にもなりました。

バックホーの操作練習
7月15日
1名のみだったので、安全のため作業道作りは行わず、バックホーの操作練習をしました。

穴を掘ったり埋めたり
石を掬って路肩に集めて固定したり
路肩に木を沿わせて埋め込んだり

実践でも使う操作を、心ゆくまで練習しました。

練習の後は、バックホーをウェスで磨きました。前年度の作業道研修講師だった岡橋清貴さんが、毎日終わりにバックホーを磨いていると、傷や故障などが早く発見できる、とおっしゃっていて心に響いたのですが、他のメンバーを待たせてしまうのが申し訳ない…などと思い実行できていませんでした。
こちらも心ゆくまでバックホーと対話できました。ピカピカになりお互い気持ちも良い。これからは、時には磨いていきたいと思います。

樹皮に潜むカエルが愛おしい。こんな場面に出会えるのも山仕事の醍醐味です

京津畑の山の作業道作り

7月16日
協力隊3名と元研修生1名で作業道作りを行いました。
線形(作業道のコース)上にある木を加藤隊員が伐倒。
あとは交代で道を作りました。
午後から、夫の誠司が前日までの3日間参加した橋本忠久さんの作業道作り研修の報告を行いました。

忠久さんは、私たち夫婦が初めて参加した作業道作り講習の講師でした。その時、「しっかり、丁寧に、美しく」を心がけ作られている事を教わり、その美しい道を見て感激したのですが、何ヶ月が実際に作ってみて、改めて忠久さんの動きや作られた道を見るとその凄さがより分かるようになっていました。
一度や二度習っただけでは何も身に付きません。
実践あるのみですね!

京津畑の山の作業道作り

7月17日
協力隊3名で作業道作りを行いました。
伐倒した木が溜まってきたので、土場(保管場所)を作り、バックホーで集材しました。できない事はないのですが、やはり林内作業車があれば作業効率と安全性は断然良いと感じました。

4mの木材。バックホーには木を積み込む荷台が無いので引いて動かすしか無く、コツが必要です
私は地道に道作りを行いました

バックホーの操作練習・事務

7月18日
夫と2人交代で少しだけバックホーの操作練習をしました。
午前中の草刈りで体はヘトヘトでしたが、操作の感覚を忘れないように。

道を平らに均す動作にとどめました


残った時間で、今年の11月に制定されるフリーランス新法の勉強を少しだけ。
私たちは個人事業主なので様々なケースに備えてしっかりと理解しておかなくては。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓
https://note.com/kyotuhata_m

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