見出し画像

【辛さのランク】ていねいに書く雑文~その145~20221020

わたしはそれほど辛いものが得意ではないけど、そこそこ好き。カレーは中辛ぐらいならいける。キムチ鍋も食べられる。なぜか決まって腹を壊すので食べないけど。

我が家の辛い系調味料は「一味・七味・山椒・タバスコ・わさび・からし・柚子胡椒」ぐらい。まぁ、どこの家にでもあるものしかない。

最近は汁物とか麺類とか麻婆豆腐やらにやたらめったら一味をかけまくるのがマイブーム。代謝がよくなるのかは実感ないが、とりあえずおでこに汗をかきまくる。麻婆豆腐には山椒もかけまくる。お寿司はガリを食べ過ぎて汗をかく。ちなみに、京都に来て初めて知ったけど、親子丼に山椒をかけるとおいしい。

一味も七味も、当然かければかけるほど辛くなる。しかし、一定の辛さ以上にはならない。普通のカップ麺にいくら一味を入れても「辛ラーメン」の辛さにはならないのと同じ。だから安心してかけまくれる。

カレーの中辛をいくら鍋に足しても辛口のカレーにならないのとも同じ。辛さにはそれぞれ程度と限度がある。一味の辛さ、七味の辛さ、タバスコの辛さというように。でも、わさびはちょっと違うかもしれん。

だから辛いもの好きではあるけど、激辛好きではないなと。ハバネロとかそんなのは食べられないし、辛ラーメンはスープを飲み切れない。そんな話をしてたら顔にじんわりと汗をかいてきた。寒い日は辛いものを思い浮かべるといいかも。

やたらと一味をかけてるので、食事中はやたらと汗をかき、遂に汗拭き用のタオルハンカチまで用意するようになった。今のところ胃が痛いとか、おケツが痛いとかの影響はないし、これから寒くなるってこともあってこのマイブームはしばらく続く予感がしている。

あっさりと書くことがなくなったので、関連して「からし」の話でも。わたしはおでんはからし派。柚子胡椒もいいけど、やっぱからしの方が好み。

これまでずっと理解できなかった、からしの使い方に「トンカツ」がある。トンカツ屋さんにいくと、お皿にあらかじめからしがちょこんというよりは、割と目立つ感じで盛られていることが多い。「ここはワシのフィールドです」という感じでからしが幅をきかせている。

しかし、わたしはこれまで一切使ってこなかった。気まぐれでチョンっとすることすらなく、30年以上を過ごしてきた。理解の外なので。使うという選択肢がなかったから。たまにやたらめったらからしを使う人(おじさん)を見かけると「うわぁ。。」と思っていた。トンカツはソースor塩だろと。人からするからしの匂いはちょっとイヤだし。

ただ、わたしにもヤキが回ったのか、こないだほんの気まぐれでチョンっとしてみた。ソースにも塩にも遠く及ばないが「何か旨いかも」という感想を抱いた。そして、そんな自分にへこんだ。「何か旨いかも」と思ってしまった自分に。なんだかすごくオジサンになった気がした。

アラフォーのわたしはまごうことなきオジサンで、家の中では一人称に割と「オジサン」を使っているくせに、自分の中の絶対的なオジサンを見せつけられるとへこんでしまう。外からすると「めんどくさい」以外の何物でもないけど、オジサンとはそんなものだ。たぶん。

からしよりもオジサンの話に力が入ってしまったけど、トンカツ屋さんのキャベツにはドレッシングよりもソースをかけるのが好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?