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【身近に転がるデカい金】ていねいに書く雑文~285~20230330

【身近に転がるデカい金】
こないだ、一人で定食屋さんでご飯を食べてたときのこと。

店主さんとアルバイト1人で回してるお店で、カウンターだけでの10席ぐらいのお店。そのときは15時くらいだったということもあり、お客さんはわたしともう1人。わたしは初めて入ったところでしたが、もう1人の人は常連さんらしく、店主さんとおしゃべりをしていました。

ちょうど休憩に入るところだったようで、アルバイトの方はまかないを持って奥に引っ込み、店主さんは自分用の一人掛けテーブルでひと息入れて、常連さんとおしゃべり。

別に勤務中におしゃべりすんなとかは一切思わないタイプなので(ちゃんとやることやってれば)、2人の話に耳を傾けておりました。

常連さんはフリーランスなのか経営者なのか、確定申告も無事に終わりましたなんてことを言ってまして「おいおい、こんな時に確定申告の話かよ。飯がまずくなる」と確定申告アレルギーのわたしは内心ちょっと思ったのです。

でも、その次の言葉にびっくりしました。

「これまで最高で150万還付金でかえってきたことあります」


・・・は?

「なにこの人やべぇ」と思いつつ、え?世の中の人ってゴリっと還付金もらえるぐらい経費計上してんの?と思ったり。そういえばレシートの話をしてたし。。

へー、うらやまし。俺もちゃんと確定申告しよと、思うだけ思ったのです。

店主さんも飲食店やってるぐらいなんで事業主なわけで。常連さんが「インボイスあるから課税事業者にならないと」なんて、またさらに飯がまずくなるようなことを店主さんに言うと店主さんは店主さんで「あー、しっかり稼いでしっかり納めりゃええ。金を回していかんと」的なことを言うんですよ。

わたしは「そうだよねー、よく分からんし面倒だもんね」なんて、そっち系の話しだと思って心の中でうなずいていたんです。

そんでちょっと話が変わって、2人はギャンブルの話に。店主さんは「競馬はやめた。今は株の方が面白い」なんてことを言ってるんですよ。

わたしはこのとき「お、おん?」と、なんだか雲行きが変わってきたことに気づきます。

そして店主さんが続けます。

「昨日、株500万買ったわ」

・・・は?

「え?この人もやべえ」と。定食が800円とかの普通のお店ですよ。店主さんはこの道が長いみたいで70オーバーのご高齢みたいですけど、え?それでも500万?発音的にも話の内容的にも「勝った」じゃなくて「買った」でした。

世の中の普通の人は、普通に金持ってんだなと。びっくりした次第でございます。いや、俺がないだけか。車を持ってる人は全員富豪だと思っています。

わたしもお金、ほしいです。
経費ほしいです。
還付金もほしい。。
ボーナスもほしい。。。
アレもほしい。。。。
コレもほしい。。。。
もっとほしい、もっともっとほしい。

あ、ご飯はとってもおいしかったです。

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