【今年は去年は】ていねいに書く雑文～その117～20220922

【今年は去年は】

今年ももう終わるねとか、今年は暑かった寒かったね、てことを言ったりする。ただ、去年が特別暑かったかとか、寒かったとかってことはぶっちゃけ覚えていない。夏は暑いし、冬は寒いわけで。今年も早かったかもしれないけど、去年も早かっただろうし。ついでにいうと来年も早いに違いない。

まぁ「こうして歳を取っていくのね」と少しセンチメンタルな気持ちになりつつも、要は「今年もナイスな年だった」と思えるかどうかが大事な気がする。

結局のところ、いい思い出がいっぱいあればいい年だと言えるんじゃないだろうか。「アレを始めたね」とか「どこどこに行ったよね」とか「アレがんばったよね」とか。

それで考えてみる。今年始めたのは何だろうかと。「実家に積極的に帰るようにした」ってことかなと。これは我ながらナイス判断だったように思う。お出かけの予定も増えるしね。

親は歳を取る。同年代の人より元気なのかもしれないけれど、わたしの実家は晩婚ってこともこともあるし、まぁ完全にシニアだ。

そんでこれは気づきにくいんだけど、親が歳を取ると、自分も歳を取る。実は。自分の歳がいくつなのか、ここ数年分かんなくなることがあるけど、確実に歳を取る。白髪染めをして若作りしてるけど、わたしもオッサンだ。残念ながら間違いない。

自分が若いころは、親も若い。だから、親はいつまでも元気な気がするもの。

「もっと親に会っとかんとな」と思い、実際になるべく会いに行くようになったのは、自分がオッサンになったからとも言える。

「会えるときに会っとかんと」というのは、親に限らない。友達でもそう。実家に帰るついでとか、どっかに寄った流れとかで会っておくのがいいと思う。仲良しでも、会う機会が減っていくと疎遠になっちゃうし。

高校のときからのお友達が2人いて、年に何回か会う。正直なところ、もう20年ぐらいは同じような会話をしている。久しぶりに会っても何も変わらない。環境とか仕事は変わっていても、性格が変わっていたりはしない。そういうもんなんだろうね。なんか変わっててもイヤだけど。

仲良くしてくれる人には、積極的に会っておこう、会いに行こうと思うのでありました。どうぞ末長く。お歳暮とか贈り合いたい。