見出し画像

【読書感想文 無名仮名人名簿 向田邦子】ていねいに書く雑文~295~20230412

【読書感想文 無名仮名人名簿 向田邦子】
久々に読書感想文を。この本はエッセイであって、小説ではありません。4、5ページの短編がいくつも詰まっているものです。

ざっくりというと、自分や周りの人のちょっと変わったところの話。って感じです。超ざっくり言うとサザエさん的な。

それぞれの短編がどうとかっていう話じゃなくて、こういうのこそエッセイだよな、なんて思うわけです。

わたしもエッセイぶってこういう文章を書いているわけですが、大きく違うのは登場人物ですね。『無名仮名人名簿』では、自分以外の人物がたくさん出てきます。

そして、小さなドラマ的なものは普通に身近なところにあるんだなと思いました。それこそ、満員電車でいつも同じ車両に乗る人にだって、観察していれば何か発見があるかも。

発見ということは、まわりを見ていないとできないわけで。わたしは一人だとスマホ見ながら歩いているので、妻と散歩するのは発見の連続なわけです。妻についての新発見ではなく、まわりの世界の。

ふたりとも知らない道を歩くのが割と好きなので。そのへんは楽しく過ごせています。

今日は普通のお家の玄関先に「アヒル」が飼ってあって、妻は「癒された~」なんて言ってました。そんなに何かに疲れているのかい妻よ。なんてこっそり心配したり。

妻が言ってましたが、コールダックっていう手のひらサイズのアヒルも世の中にはいるみたいですね。

すっかり、本の感想ではなくなってしまいましたが、本からの気づきということで。

なんというか、発見したいけどそれを面倒くさがるみたいな習性ってあるじゃないですか。迷った結果、結局いつも同じご飯屋さん行くとか。

今日は存在は知っていていつか行きたいなと思っていたお肉屋さんのお弁当を、妻発案で初めて買ったんですよ。わたしは、そのへんにあるいつものお気に入りのお店を候補に挙げてたんですけど。

結果としては、妻のチョイスは正解で、なんだかとってもニコニコしてました。うん、ナイス。お弁当だと安上がりだし。そのへんもナイス。揚げ物も買って帰って、それもおいしそうに食べてたのでナイス。ちょっともらったけど、確かにおいしかったです。ナイス。

ナイス続きでナイス。

では、このへんで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?