【オッサンは周りのオッサンのどこを見てるか】ていねいに書く雑文～その222～20230116

【オッサンは周りのオッサンのどこを見てるか】
※この記事は独断と偏見のみでお送りいたしますことを、あらかじめご容赦ください。

わたしは37歳のオジサン。若いつもりで「35歳ぐらいに見られたい」とか「ナイスミドルになりたい」とかいう願望はあるものの、37歳はオジサン。なんとなくオジサンよりオッサンの方が若い気がします。

今日は、「男性は周りの男性のどこを見ているの」という話をしようと思います。異性に対してではなく同性に対してですね。これは、他の人と意見交換したものではなく、わたし個人のものです。

歩いているといろいろなオッサンとすれ違います。オッサン見放題です。

前置きが長くなるのもイヤなので結論から言うと、顔と体型です。まず目が行くのは顔です。別にイケメンだからどうかとか、ヒゲの生やし方がナイスだとか、鼻毛が出てるとか、そういうことじゃありません。大体自分の目線の高さにオッサンの顔があるので、顔が最初に目に入るということです。

すれ違った後、「あの人イケメンだったね」とか「男前だったね」と隣を歩くわたしの妻に同意を求めることがよくありますが、妻は背が低いせいか、すれ違うオッサン（を含む男の人）の顔をあまり見ていません。じゃあどこを見てるのか、それは知りません。

ちなみに、オッサンないし男の人の後ろを歩くときは、今流行りの刈り上げかどうかを見ています。大体、前に若い男の人が3人並んで歩いているときは、みんな刈り上げです。そんなときわたしは心の中で「刈り上げ三銃士だ！」と叫んでいます。刈り上げが今流行っているのです。どこがとは言えませんが、ぼっちゃん刈りとはたぶんちがいます。たぶん前髪パッツンじゃないところです。

顔と同じく見てるのは体型です。具体的には「腹が出てないか」を見ています。足とか、高そうなスニーカーとか見てません。よく、身体を鍛えている人が会社で上司に怒られたとき「でも、わたしの筋肉であなたを瞬時にボコボコできますけどね？」と心の中で思ってハートを安定させるなんて聞きます。それと似たような感じです。「いやいや、そんな偉そうなこと言って腹出とるやん」と。「お金持ってるかもしれないけど腹出とるやん」と。私の中では、腹が出てないことが、ナイスミドルの最低条件であり、最も重要な条件となっています。

別にお腹が出てる人が嫌いとかそういうわけじゃないです。ただ単純に、わたしが目が行くのは高そうな服や時計や靴じゃなく、顔と腹ですよということです。オシャレかどうかはその次になります。わたしの中では。

これはわたしが自分を見るときでもそうです。うちの親父が細身なせいか、自分がポチャッとしてしまうことが過度に気になるんですよね。たぶん今のわたしは客観的に見れば中肉中背です。でも、そういう話じゃないんですよ。そっちは自分との闘いなのです。

蛇足ですが、夏はおっさんのTシャツの乳首透けが気になります。タンクトップでわき毛を見せるのも、同様にご勘弁いただきたいところです。乳首透けについては、自分が気にしているかどうかという問題ではないのです。夏でもTシャツの下にインナーを着ていただければ幸いです。ユニクロのエアリズムなんかは「着た方が涼しい」ですよ。