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【理想の朝】ていねいに書く雑文~その80~20220816

【理想の朝】
わたしは高校時代、一瞬だけウエイターのバイトをしたことがある。朝出勤すると、モーニングを食べさせてくれた。お昼ご飯も。そのとき「へー、コーヒーに入れるミルクって生クリームなんだ」とかそういうことを知った。

毎回朝、開店と同時に来るおじさんがいた。仕事前にモーニングを食べに寄ってる感じ。ミルクも砂糖もなしだったような。

そもそも高校生の時分「モーニング」食べるなんて文化や習慣はないわけで。「毎日喫茶店で朝食を食べるって、なんかいいな」と思ったことを覚えている。ただ朝ごはん食べてるだけなのに。

最近、家のネット環境が悪いので、仕方なく電波がよい場所に出かけて仕事をすることがある。ただ、出かけた先が電波がよいか悪いかというのは、割と博打的なところがあって、「まぁまぁの電波」だと困る。

なぜか電波がバリバリに良いところでないと開けないような重たいページ上で仕事をしなくてはならないので、「ゴリゴリ&バリバリ電波」のところに行く必要がある。

そこで思いついたのが「あ、モーニング食って、そのまま仕事すればいいのでは?」という作戦。別に何時に行ったっていいんだけど、我が家のお料理を担当する身としては、夕食のことも考えなくてならない。

うちは18時ころに夕食をする。17時には風呂に入る。ご飯の下準備をしたりもあるので、16時過ぎくらいには家についていたい。「ふぃ~ひと仕事したわいな」とホクホクした気持ちで16時過ぎに家に着くのがベスト。

ただ、ノートPCの電池とか、モバイルルーターの電池の問題もあるし、あんまり喫茶店に長居しすぎるのもアレだしと考えると、3時間、いくら長くても4時間ぐらいかなと。チェーンのカフェならあんまり気にしなくてもいいかもしれんけど、個人の喫茶店ならもうちょい短い方がいいかも。

喫茶店のモーニングは基本的にお得。ドリンク代だけでもよかったりするくらい。大体モーニングは10時か11時まで。モーニングを楽しむには当然その時間帯に行かないといけない。するとここで、ちょっと気になることがある。

モーニングからそのまま仕事をし、15時かそこらに店を出るとする。するとレジに提出する伝票には当然モーニングの料金が記載されている。これが「ちょっとなぁ~」と思わなくもない。なんというか「粘ったなぁ~」という感じがある。

「モーニング」という文言のインパクトはすごい。朝だもん。でも、店を出るのはほぼ夕方だもん。これは「粘った感」がすごい。

いや、1回しか行かないところならいいんだけど、電波がバリバリじゃないといけない関係で、できれば再び行ける感じにはしときたい。
しょっちゅう行くなら毎回イヤな顔されず、たまに行くなら毎回初めましてぐらいの感じでいたい。となると「モーニング食べてそのまま仕事」ってのはハードルが高い。

モーニングから行くなら、ランチ前ぐらいには出たい。たとえば7時から10時までの滞在とか。それならいい。でもそんな早起きはできない。それにモーニングって割とお店が混みそうだし。そこで「よいしょ」とノートPCを開くってのもね。

モーニングから始める理想の朝。それは理想のまま終わりそう。まぁ、毎日カフェに行くぐらいなら、ネットを乗り換えた方がはるかに安いんだけどね。

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