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【イメージできない弁護士の気持ち】ていねいに書く雑文~284~20230329

【イメージできない弁護士の気持ち】
最近、ふとしたときにどうなんなんだろうと思うことがあります。凶悪な犯罪の判決が出たときです。いわゆる胸くそ悪い系の犯罪、まぁ犯罪はどれもそうでしょうけど分かりやすくいうとそういうやつの判決が出たとき。で、「割と刑が軽くね?」と思われるときです。

裁判には弁護士がついて、加害者(ええと、被告?)の弁護をします。冤罪とかならともかくとして、基本的には「お奉行様、そこはなんとかご慈悲を」という話をするのが仕事なんだろうと思っています。

情状酌量の余地はありますよとか、反省してますよとか、故意にやったことじゃないんですよとか、そういうことをアピールするのが仕事なんだろうと、思っています。

ドラマなんかだと、被告は大体ハメられてるので、弁護士に感情移入しやすいですよね。正義感というか。よくある「真実が知りたいだけなんです」みたいなセリフもバチっとハマります。

前置きが長くなりましたが、わたしが「どういう気持ちなんだろう」と思っているのは「故意にやっちまったのは確定。それで動機ありありの言い訳できないタイプ」の場合。性犯罪とか。無差別殺人とか。

あくまで想像でしかないんですが、凶悪な犯罪の場合、どんな弁護も陳腐に聞こえてしまいそうです。「反省してることですし」なんて言われたところでねぇ。って感じじゃないですか。

こういうとき、弁護士ってどんな気持ちなんだろうなと思うわけです。

「仕事だから」と割り切ってやってるんでしょうかね。いや、むしろ「割り切れるのか」が気になるというか。それとも弁護はせずにあくまで事実に基づいたことを話す、っていうスタイルなんでしょうか。もし自分が弁護士なら、そうなるかなーなんて思います。

独立してる弁護士なら、依頼を受けるかどうかも選べるでしょうが、事務所に属している弁護士ならそうもいかないわけで「胸くそ案件」だろうが、仕事だからやらなきゃいけない、ってことは想像できます。

ただ、気持ちの想像は難しいんですよね。ムカつきながらやるわけにもいかんだろうし。

まぁ、弁護士の知り合いももちろんいないので、聞くことすらできないんですけど。どうなんでしょうねと。

割り切って仕事できるとしたら、それが普通の仕事ならプロフェッショナルだと言えるかもしれませんけど、うーん。

ただ「どうなんだろう?」と思ってることを書いただけで、結論も何もないんですけど。

読んでくれてありがとうございました。

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