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サウナだいすきクラブとは【最初にご一読ください】

■2022年1月22日(土)、SNSで少し緊張する投稿をしました。

【豊田 × みよし 合同テントサウナ『蒸者 -MUSIA-』(ムーシャ) 実行委員会】の立ち上げ表明みたいな内容です。

リンクはこちら

でも、これを投稿しちゃうと後には引けなくなる。

世の中には、内輪ノリの勢いでグループ名つけただけのやつ、とりあえずSNSアカウント作っただけで更新されてないやつ、リーダーしか気持ち盛り上がってなくて周りがついてこれてないやつ。
そういうのたくさん見てきたし経験もしました。

うちらもグダグダになるかもしれないと考えたら、めっちゃ恥ずかしい。

ですが、趣味のサウナをきっかけに地元で知り合い、考えだとかやりたいことに共鳴し、最初の勢いだけでなく先々のことまで信頼できる。
こりゃ良いチームになるかもな、とちょっと信じたくなったので、【投稿する】ボタンをうりゃっと押しました。

さて、このたび note を始めたのは、自分の中でずっと溜めてきた考えや、ここんとこ新しく芽生えた考えが、iPhoneのメモ帳でパンパンになってきたんでいっぺん整理しようと。
ついでにアウトプットすれば共有もできていいかなと。
新世代も頑張っとるし応えなかんな、俺がやらなかんな、と思ったから。

正直言って、昔から作文書くのは苦手なんですが、2022年は言語化がんばってみます。
応援してください。


申し遅れました。本田 巨頭オ|kyotou_o_honda です。はじめまして。よろしくおねがいします。

01.自己紹介

𝟭𝟵𝟴𝟱|愛知|サウナ・スパ プロフェッショナル
 
■ テントサウナ『蒸者 -MUSIA-』STAFF
■ 弊社でサウナ部の部長をしています。
■ ホームサウナ@プラザ、イーグル
■ テントサウナイベント×DJ
 
サウナ × ◯◯》をテーマに発信します。
(noteプロフィール画面より)

幼少期からとりわけお風呂が大好きで、学生時代にスーパー銭湯・足湯へ通いまくる。
社会人初期からサウナの中毒性を覚え、数えたら9年目でした。

冒頭で申したとおり、テントサウナ『蒸者 -MUSIA-』(ムーシャ)についての話をしたいんですが、それを語るにはまず弊社のサウナ部、通称「サウナだいすきクラブ」の存在から説明しなければなりません。

02.サウナだいすきクラブの創設

弊社は愛知県みよし市にあり、2019年4月にサウナ部を創設してもうすぐ3年が経過します。

あれさっき9年目って言ったじゃん。そうです、孤独の6年がありました。このへん話し出すと長いんで、また「エピソード0」として別記事にまとめます

[追記]2022.2.5(sat) まとめたものを公開しました☟

この年の春、ちょうど部署の異動があったのと、昨今のサウナブームを機に、友人・後輩10名集めて部活化。名前はただの「サウナ部」だと目立たんな。
ほじゃ「サウナだいすきクラブ」にしよう。ということで会社に申請、あっさり受理。

さて、3年間で部員は17名と、加えて社外からいつも参加してくれるメンバーが2名。だいたい19名まで増えました。
しかし「サウナ」を正式な部活化したことに対し、社内の一部からはまだ理解が得られていません。敵がいるのって、漫画みたいで興奮します。
でも大丈夫、アリさんマークの赤井さんばりに真面目にやってますから。

部長としてサ活をプロデュースしてきたこの3年間で、サウナだいすきクラブの目指す方向性がはっきりしてきました。
それらを言葉にすると、『身体(フィジカル)と心(メンタル)の健康』『自己肯定感の育成』『サードプレイスづくり』となります。

特に、昨今のサウナブームで、「サードプレイス」って言葉をよく聞くようになりました。

サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅(第1の場)や職場(第2の場)とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、市民社会、民主主義、市民参加、ある場所への特別な思いを確立するのに重要だと論じている。
(出典:Wikipedia)

他にはイギリスのパブなどがあるそうです。あまりピンと来ないかもしれませんが、日本では、居酒屋、スナック、サウナがこれに近いんじゃないかと思います。
これらの場所は、共通して「おっさん」を連想してしまうかもしれませんが、最近ではスタバもサードプレイスを掲げてます。
若者だって、心地のよい第3の居場所が必要です。

でも、大人になって新しい友人見つけるのめんどくさいよね。学生時代の友人はどんどん離れてってしまうし。
だったら、職場をサードプレイスにしちゃえばいいんじゃないの?
職場の人間関係にプライベートは持ち込みたくない? でも実は趣味が合って、波長が合って、年上・年下関係なく一生の友人が潜んでるかもしれんよ? 

ぼく自身、タテ社会があんま得意じゃないんで、入社当初は先輩・上司には一線を引いて過ごしてましたが、それでも尊敬できる人間は稀に見つけます。
ふとした雑談から、仕事以外のこともっと教えてほしいなとか、こういう機嫌の良いおじさんになりたいなとか思ったとき、勝手に隔ててた壁がぶっ壊れます。
その人の本質を知るきっかけなんて、ささいなもんです。

そのささいなきっかけの場を、サウナで意図的に作る。

例えば友人Aと後輩Bはまだ知り合いじゃないけど、この2人はなんか気が合いそうだから、3人でサウナ行く。メシを食う。ほれやっぱ楽しい。
そのまた後日、AとBから「サウナ行ってきました!」って報告されると、めちゃくちゃ嬉しい。そこにぼくはいなくても良い。

サウナに入ることだけを目的にせず、サウナで趣味の話をする。一生の友人(ズッ友)ができる。その流れが広がる。
最終的に、いつも機嫌の良い仲間だけが集まるやさしい世界ができる。それがぼくの目指すゴールです。

サウナだいすきクラブでは、1つだけルールを敷いています。「サウナであんま仕事の話せんようにしようね」ってこと。
そこまで大きい声で言うことでもないので、せめて部長のぼくだけは頑なに守っています。

このぼくのロマンが具現化されている「一日外出録 ハンチョウ」っていう漫画がめちゃくちゃ好きなんですが、
その主人公【大槻さん】は、ぼくの理想のリーダー像に近いかも。さっき言ったことほとんど実行してるもんな。

右から2番目が大槻ハンチョウ

理想のリーダー像とは
・「ボス」じゃなく「学級委員」
・「皆の上に立つ」じゃなく「皆の横に立つ」
・「太陽」じゃなく「ブラックライト」
・「王様」じゃなく「オーガナイザー」
・「モンキー D ルフィ」じゃなく「大槻ハンチョウ」
そういうものに、わたしはなりたい。

話が逸れました。
ただおっさんが集まって遊んでるだけの漫画です。1話完結型なんで、読みやすくオススメです。

そんなこんなでサウナだいすきクラブの日々、あっという間に過ぎていきます。

■ サウナイーグルで宿泊忘年会やりました。
■ ハーフパンツつくりました。
■ 長良川でテントサウナやりました。

いろんなことやってきました。やさしい世界『サードプレイスづくり』は順調です。


03.豊田市サウナ部との邂逅

2021年4月、突如SNS上に「豊田市サウナ部」が登場しました。
うちのサウナ部員と、そこの部長さんが幼馴染だったこともあり、彼らとの邂逅はそう遠くありませんでした。すぐサウナイーグルへ一緒に行きました。

両サウナ部が出会ったことで、先ほど説明したようなロマンや目指す方向性が、よりくっきりしてきました。

なぜなら彼らは、まるで真逆だったんです。

彼らのインスタはこちらから(R4.1.23現在)

「豊田市サウナ部の考えは、こうだ!」って勝手申し上げるのは恐れ多いんで、その印象だけ伝えると、若さ? キラキラ感? 真面目!
そもそもこういうタイプは苦手となりそうな存在だけど、あれっぜんぜん憎たらしくない!
それどころか、足りないものを補い合える存在になるかも。試しに合同でテントサウナやろうよ。

ということで、2022年1月9日(日)、香嵐渓で有名な豊田市足助町(山田屋さん)にてようやく実現しました。

リンクはこちら

大成功でした。

ここで出会った8名は、お互いの地元や、働く街が近いこともあり、共通の知り合いなど話題もあって、ストレスなく最高の一日を過ごせました。
体感時間は、まるで一瞬でした。

この日のテントサウナを経て何かをつかんだ我々は、もう一度《お互いのサウナ部の目指す方向性・ロマン。何ができて何が足りないのか・それは補い合えるのか》を明確化、また比較できるよう整理して区別化、
そして《コラボすると、どのような面白いことが実現可能になるのか》の協議を重ねました。

その答えの一環として、本記事の冒頭部分である【豊田×みよし 合同テントサウナ『蒸者 -MUSIA-』(ムーシャ) 実行委員会】の立ち上げ表明に至りました。

ここのいちばん大事なところ《お互いのサウナ部について》《コラボするとどうなるか》を整理した部分は、後編の記事でまとめます。(いったんここで締めます。)


[追記]2022.1.28(fri) 後編を公開しました。続けてご覧ください☟

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