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京都が持つ奥深い魅力や文化、地元記者ならではの深掘りコンテンツで伝えたい 「京都新聞select」始めます

 はじめまして。京都を取材エリアにしている京都新聞です。これから新聞やウェブサイトに掲載した記事の中から、よりすぐったコンテンツをnote公式で公開していきます。

 私たちの編集局には、歴史と文化が息づく京都という土地柄を反映し、さまざまな得意分野を持つ記者がいます。

 茶道や生け花などの伝統文化に精通していたり、社寺や祭礼の裏側に詳しかったり、大学に出入りして幅広い分野の研究者を取材していたり。

 あるいは、自分が「気になる」「面白い」と思った人物や出来事をひたすら掘り下げて調べながら、京都の深奥に迫っていく記者もいます。

 そうした記者たちが手掛けるコンテンツは、日々消費されるニュースとは異なり、長く色あせることのない知識やストーリーを読者に伝えます。

 京都がはぐくんできた美の秘密、世界的なミュージシャンと京都との意外なつながり、学問の新たな地平を切り開く研究者たち・・・。

 彼らのコンテンツを新聞紙面や自社のウェブサイトだけでなく、多くの人に届けたい。そんな思いからnoteを始めました。

 コンセプトに据えたのは、京都の多彩な文化を深掘りするメディアです。

 京都と聞くと、清水寺や金閣寺に代表される観光寺院を思い浮かべる人が多いかもしれません。

 あるいは、祇園や先斗町といった花街とお座敷遊び、その主役といえる舞妓をイメージする人もいるでしょう。

 はたまた、西陣織や清水焼などの伝統工芸、高級料亭が生み出す華やかな京料理を想起する人もいるはずです。

 こうして並べただけでも、京都の多面性に気付かされますが、それでもなお語り尽くせない魅力をこの街は秘めています。

 茶道や華道などの伝統文化は言うに及ばず、琳派から今に連なるアートの世界、数々の著名ミュージシャンを送り出してきたサブカルチャー、能や狂言などの伝統芸能、大学の街ならではのユニークな学術研究、在宅医療の実践を通して生まれた認知症ケアの文化・・・。

 多くの人々を引きつける文化の磁場をいくつも持っているのが京都と言って差し支えないでしょう。

 京都新聞の記者たちは、そうした磁場に引き寄せられ、触れるうちに、知識を蓄え、人脈を培ってきました。

 noteで公開するコンテンツには、そのエッセンスが詰まっています。

 ぜひ読んでいただき、京都が持つ奥深い魅力に触れていただければ幸いです。