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2020年9月の記事一覧
京都便利堂「便利堂のものづくりインタビュー」第4回
第4回 制作担当:上甲敦子 (写真左) 聞き手:社長室 前田(写真右)
『国宝事典』をぜったいに担当したい
―――上甲さんが便利堂へ入社されたきっかけを教えてください。
「大学では日本史を勉強していて、もともと歴史や美術、本を読むことがすきでした。そういうことを仕事にできる会社がないか探していたら大学で紹介されたのが便利堂だったんです。それまで便利堂の名前はよく知らなかったけど「あ、こないだ買
京都便利堂「便利堂のものづくりインタビュー」第3回
第3回 株式会社 宮脇賣扇庵:髙野恭輔 様(写真右) 聞き手:社長室 前田(写真左)
―――「宮脇賣扇庵」さんの扇子の特徴を教えてください。
「一番は「手描き」です。扇子の絵師が手描きで扇面を描いています。」
―――1枚ずつに職人さんが手描きで絵を描いていらっしゃるんですか?
「そうですね。現在は7名ほどの絵師がおります。いまでは大変珍しくなりましたが、本来、扇子の原型は手描きです。わたしたち
京都便利堂「便利堂のものづくりインタビュー」第2回
第2回 商品企画担当:西川(写真左) 聞き手:社長室 前田(写真右)
―――便利堂の商品がどうやってつくられるのか教えてください。
便利堂は「日常にアートを」という思いを大切にしています。世の中の時流と、長い歴史を持つ美術作品を合わせて「あたらしいもの」を生み出すことを目指しています。お客さまはどなたも美術を愛する、いわば「審美眼」をお持ちの方ばかりなんですね。質の高いものをよく知る方々に手にと
京都便利堂「便利堂のものづくりインタビュー」第1回
第1回 商品企画担当:水谷(写真左) 聞き手:社長室 前田(写真右)
―――商品を企画するとき、水谷さんが大切にしていることをおしえてください。
見た目も使い心地も気になりますが、それを手にするお客さまのことは忘れてはいけないと思っています。どんな人がいつ、どんな風に使うか、それこそいろんなシチュエーションを考えます。
―――シチュエーションというと?
たとえば便利堂では扇子を扱っています。で