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10月2日(日)第一回京都文学レジデンシー オープニング・フォーラム「裂け目と文学」

 世界の小説家・詩人・翻訳者らが京都に集う京都文学レジデンシー。
 そのオープニング・フォーラム「裂け目と文学」が10月2日(日)15時~17時に開催されます。対面およびオンラインでご参加いただけます。

対面・オンラインでの参加申込はこちらから
https://bit.ly/3U8tf3Z

参加者:アンナ・ツィマ(小説家・翻訳家 チェコ)
    大前粟生(小説家 日本)
    エミリ・バリストレーリ(日英文芸翻訳者 米国)
    アルフィアン・サアット(劇作家・小説家・詩人 シンガポール)
    ユベール・アントワンヌ(小説家・詩人 ベルギー)
    ポーラ・モリス(小説家・エッセイスト ニュージーランド)
開催日:2022 年 10 月 2 日(日)
時間:午後3時から午後5時まで(開場 午後2時30分)
場所:香老舗 松栄堂・薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)
定員:会場参加50名 ※オンライン視聴も可能です。
参加費:無料
申込方法:下記URLから。

主催:京都文学レジデンシー実行委員会
共催:立命館大学国際言語文化研究所/龍谷大学国際社会文化研究所八幡プロジェクト/京都芸術大学
協賛:香老舗 松栄堂/DMG森精機株式会社/ワコールスタディホール京都
助成:ベルギー王国フランス語共同政府国際交流振興庁
後援:京都市/文化庁/一般社団法人 京都経済同友会
共同プロデュース:MUZ ART PRODUCE/CAVA BOOKS


「裂け目」と聞いて連想する作品は?

皆さまは「裂け目(disruption)」と聞いてどんな作品を連想するでしょうか? ここでは、レジデンシー参加者に行った事前アンケートの回答を一部ご紹介します。 

 



Q.「裂け目」と聞いて、思い浮かぶ作品を挙げてください。
(Name some works that the idea of "disruption" reminds you of.)

Anna Cima
"Oe Kenzaburo's "Man'en gannen no futtoboru(大江健三郎「万延元年のフットボール」)", Philip K. Dick's "Ubik(フィリップ・K・ディック「ユービック」)" "
 
大前粟生
「デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』、舞城王太郎の作品」

Emily Balistrieri
"I'm currently reading the 掟上今日子 series of mysteries by Nisioisin(西尾維新). The detective loses hermemories every time she falls asleep, so...talk about disruption lol I feel like Omae-san(大前粟生)'s workshave lots of disruptions, too (everything from the actual pandemic, to a mutation epidemic, toan asteroid impact...)"

Alfian Sa’at
"Blindness by Jose Saramago(ジョゼ・サラマーコ「白の闇」), The Stranger by Albert Camus(アルベール・カミュ「異邦人」), Midnight’s Children by Salman Rushdie(サルマン・ラシュディ「真夜中の子供たち」), Mrs Dalloway by Virginia Woolf(ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」)."

Paula Morris
"Jean Rhys' novel "Wide Sargasso Sea"(ジーン・リース「サルガッソーの広い海」), which disrupts the way we read Jane Eyre(シャーロット・ブロンテ「ジェーン・エア」); and Midnight's Children by Salman Rushdie(サルマン・ラシュディ「真夜中の子供たち」), because it changed the way I looked at the world (andeven my own street)."
 
Hubert Antoine
" "In the forest" by Jean Hegland(ジーン・ヘグランド「森へ ―少女ネルの日記」)"



知っている作品や気になる作品はありましたか? オープニング・フォーラムでは、日常における「裂け目」から、人生の転換点となるような大きな「裂け目」まで、さまざまな「裂け目/disruption」について、登壇者の皆様に語っていただきます。どのような背景があって、上記の本たちが選ばれたのか、ぜひオープニング・フォーラムに参加して、お聞きください。

対面・オンラインでの参加申込はこちらから。

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