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【開催報告Part1】企画・広報実践型 スキルアップインターンシップ

こんにちは。京都市わかもの就職支援センターです。

第1回目を8月9日・10日に、第2回目を8月23日・24日に行いました、京都市主催の夏季インターンシップ。
今回は第1回目の様子をご紹介します。

「企画・広報実践型 スキルアップインターンシップ」とは?

京都市わかもの就職支援センターが運営する「京のまち企業訪問」サイトをメインユーザーである学生の方にとってより魅力的にするため、サイトデザインやコンテンツを検討したインターンシップになります。

このインターンシップでは、実際にパソコンやスマートフォン等を使用して現在のサイトの状況を確認したり、新しいサイトに欲しいと思うコンテンツや機能などプレゼン頂きました。

また、サイトにまつわるワークだけでなく、広告・PR・デザイン・メディア業界の第一線で活躍する2名の方に講演頂いたり、当センターの就活カウンセラーから就職活動で役立てられるようなフィードバックをもらえたり、といったキャリアにまつわる様々なコンテンツもありました。

応募者118名うち、各回14名ずつが選抜され、2日間に渡る濃密なインターンシップにご参加頂きました。その様子をご紹介します!

第1回目(8月9日・午前の部)

AM 10:00、本インターンシップの冒頭は、京都市長の訪問

京都市長・門川大作氏が激励の言葉を学生に伝えている

事前に参加者には「自己紹介」の準備をお願いしておりましたが、やはり市長が直接来られてお話を伺える機会は貴重であり、とても緊張感がありました。

京都市長から名刺をいただく学生

しかし、京都市長の方から学生にたくさん話しかけて頂き、最後には満面の笑みで集合写真の撮影が出来ました。

第1回目(8月9日)に参加した学生と京都市長・記念写真


お次はとってもボリュームのあるアンケートへの回答。

今回実施したアンケートは2種類あり、(1)基本アンケートと(2)新サイトに関するアンケートでした。

②新サイトアンケートにて課題を10個書き出す作業を行う様子

今回実施したアンケートの項目数は「約70問」。非常に多い質問に答えて頂きましたが、その分だけより詳細な回答を得ることが出来ました。

アンケート回答の後は「ユーザビリティテスト」

ユーザビリティテストとは?
ユーザーにWebサイト等を実際に利用してもらい、その行動・発言の観察を通じて「ユーザー心理」や「Webサイト等の課題」を見つける手法。

ユーザビリティテストをすることで、初めて「京のまち企業訪問」サイトに触れる機会となった学生もいました。現サイトを利用したことがある・使用感に不満を感じていた人の意見を聞くことや、初めてサイトを触った人の感想を知ることも、今後の開発においてとても大切になります。

パソコンでユーザビリティテストを行う様子
現サイトが持つ課題(グループで出したTOP10)をカテゴリで貼り付ける

お昼休憩を挟んだ後、PM1:00より外部講師の講演が開始。

第1回目(8月9日・講演の部)


第1回目は、株式会社80&Company・COOの上田伊音さんにご登壇頂きました。

会社HP)https://80and.co/
京のまち企業訪問ページ)https://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_102.cgi?CT=30&KID=24544

講演(業界研究・専門講演)

現在のキャリアまでの流れをご紹介頂いている様子
ペルソナ(その商品は誰が求めている?)に関するお話

講演のコンテンツ
業界研究ー広告・PRってどんな仕事?
・今までやってきたこと
・なぜ広告・PRの仕事をするようになったのか
・広告とPRの違い
●専門講演ー広告・PRに関する講演
・PRするにはどうすれば良いか
・企画段階からPRの視点が必要なのか
・業務の中で発生した「課題」をどう捉えるか
・課題に対してどのように「解決」していくか

ワークに対するフィードバック

今回は講演の中で「新サイトのプレスリリース文を考える」というワークに挑戦! 講演の中で話が合った広告とPRの違いや、PRに盛り込むべき特徴などを踏まえて各グループがプレスリリース文を考えました。

プレスリリース文を考えたり、現サイトの課題をブラッシュアップしていく中で、各グループが考える「こんなサイトに生まれ変わるべきだ」というイメージを明確にしていくことが出来たのではないでしょうか。

プレスリリース文を発表する様子
講演者の上田さんへグループワークの発表を聞いてもらいました


質疑応答

最後は質疑応答の時間。今回は参加者の多くが、実際に広報を担当していたり広告業界を目指しているため、業界にまつわる質問が多く出ました。

質疑応答ではBグループから多く質問がでました


第1回目(8月9日・午後の部)

上田さんの講演等が終わり、明日の「課題解決を考えるワーク」に向けて、追加で講演を実施。

課題解決ワーク

今回は「カフェの売上を向上させる」をテーマに、課題のブレイクダウンのやり方や課題のまとめ方を学ぶ時間に。

カフェの売上を上げるためには何を変えるべきか?考える学生たち


第1回目(8月10日・午前の部)

昨日の課題を見つけるワークを振り返り、「課題解策を考えるワーク」をメインに行いました。

具体的な方法としては「クレイジー8」「カードソーティング」「サイトデザインを描く」等のワーク。

昨日の振り返りを行う様子


カードソーティングであぶりだされるコンテンツ
カードソーティングで考えた構成をサイトにどう反映させていくのか検討中

パソコン版・スマホ版に必要なコンテンツを少しずつ明確にしていき、具体的なイメージを模造紙に落とし込みます。

意見をたくさんぶつけ合う学生たち


第1回目(8月10日・午後の部)

2日目の午後は、グループで考え模造紙に描いた「サイトデザインの発表」からスタート。

Bグループから発表がスタート! サイト名は「京わぁく」
Aグループ発表の様子、サイト名は「京都で就職!」
Cグループは、サイトのキャラ(ナビゲーター)を考案
Dグループは学生に馴染みのあるスマホのUI・UXを重視しました

発表の後は、学生向けにこれから行う予定の「アンケート」の「項目を考えるワーク」と「実施方法を考えるワーク」を行いました。

アンケートに関するワーク

どの様なアンケート項目にすることで「新サイトへの興味」へ繋がるのか?「興味喚起」のフェーズに絞って項目を考えて頂きました。
また、実施方法は「どのように行うのが効果的であるのか?」もグループで考え、発表頂きました。


就活カウンセラーによるフィードバック

このインターンでは、就職活動中であったり、これから就職活動を控えている学生が多いので、最後にあったこのフィードバックは非常に印象深かったのではないでしょうか。

カウンセラーの林さんによるグループワークへの取り組み方のお話

最後は実施後アンケートにお答え頂き、一人ずつ感想を述べて終了。

感想を話す参加学生の様子①
感想を話す参加学生の様子②

現在の「京のまち企業訪問サイト」の課題を見つけ、その解決策を出し、新しいサイトのイメージを描き起こすところまでこの2日間で行いました。

9つものワークに挑戦し、インプットとアウトプットを短時間の中で繰り返し行ったこの2日間で多くの学びと成長を得てくれたのではないかと期待しています。

当センターでも「学生からの生の声」を直接聞くことができ、新しい発想や面白い視点にたくさん触れることが出来ました。第1回目に参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました!

第2回目の様子も引き続きレポートしています。
第2回目の様子はこちら▼


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