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【イベントレポート】企業向けセミナー「人的資本経営とは?」
こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
今回は2023年11月27日に、京都中小企業家同友会様と連携し、開催した企業向けセミナー「人的資本経営とは?」の様子をご紹介します。
「現在採用活動を行っているが課題を感じている」「新卒入社社員の離職率を下げたい」「人事制度の見直しを検討している」という企業の方は是非とも最後までご覧ください。
▼当日のプログラム
1はじめに/京都市わかもの就職支援センターとは
2自己紹介、アイスブレイク
3人的資本経営とは
4人的資本経営に関する事例紹介
5ワークショップ
6各社強みの発表
7質疑応答、クロージング
▼はじめに 本セミナー目標の確認
まず冒頭では、参加企業と本セミナーのゴールを共有しました。
ゴールは【「人」に関する自社の強みを1つ発見する】
自社だけでは発見しづらい自社の強みを他社の視点も踏まえて発見するというのが今回のセミナーの目標となります。
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▼アイスブレイク
アイスブレイクではカタルタというカードを使って社風を紹介いただきました。神経衰弱のようにカードを伏せて2枚を選んでいただき、出たカードに書かれた言葉を使って社風の紹介を行いました。「若手社員と中堅社員の垣根があまりない」「最近みんなが相談しやすい環境になってきた」など終始和やかな雰囲気でセミナーがスタートしました。
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▼人的資本経営とは
アイスブレイクの後は人的資本経営についてのレクチャーになります。
人的資本経営とは簡単に言うと、「人」を資本と捉えて、価値を最大化していこうという経営のあり方のことを指します。
特に中小企業では1人1人が現在の組織や会社に与える影響力が大きく、「人への投資」によって変化が起きやすいため、人的資本経営を行うメリットがあると考えております。
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また、国の指針では「開示が望ましい項目」として、「リーダーシップ」、「育成」、「スキル/経験」、「ダイバーシティ」、「賃金の公平性」などの19領域が示されています。
項目には開示が義務付けられているものと任意で開示することを求められているものがあります。開示が義務付けられている項目については大企業と比べられてしまい思うように自社の魅力が伝わりません。そこで重要なのが中小企業ならではの独自性のある項目です。
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人的資本開示については求職者からの関心も高まっているため、今後さらに人的資本への投資の必要性が高まってくると考えられます。
▼ワークショップ
人的資本経営について/先進企業の事例を紹介した後、参加企業同士でワークショップを行いました。
▼以下の流れでワークショップを行いました。
1自社の独自項目を検討/独自項目にまつわる具体的な事例を記入する
2独自項目の発表
3一番尖った独自項目を選ぶ
参加いただいた企業様の中には、「社員の健康のために社員食堂を用意し利用してもらえるようにしている」や、「チャレンジ制度という制度を設けて10日間連続で休暇をとれるようにしている」などの声が上がってきました。
普段自社では当たり前だと思っていたことが「当たり前ではない」ことに気づき、独自性のある自社の魅力が各テーブルで発見されているようでした。
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▼振り返り
参加企業様のアンケートには以下のような回答がありました。
・自社を見つめ直す機会になりました
・新しい視点が加わり、大変面白かった
・現在の組織や会社に与える影響力が大きく、投資によって変化が起きやすいのが人的資本になります。
・自社を見つめ直す機会になりました
・ワークショップから自社の強みを再認識できた。
・他社のおもしろい取り組みを知ることができました
・他社様の事例が参考になった
・自社の独自項目を再確認できました。
・人が会社の資産であり、それを育てるのが経営者の役目であることを、他社の事例も参考になりました。
・今後、採用し人を増やす上で、組織作りに必要なヒントをたくさんいただけました!
参加企業の皆様より、他社様の事例が参考になったと嬉しいお声をいただきました。自社の独自性のある項目/他社の独自性のある項目について俯瞰的に見ることができるような機会となったのではないでしょうか。
最後に
同友会セミナー「人的資本経営とは?」についてのイベントレポート、いかがでしたでしょうか?
中小企業さん同士の交流の機会にもなるような形で実施することができ、中小企業家同友会の皆様には大変感謝申し上げます。
この記事が、自社の採用活動や定着支援などに課題を感じている企業様のお役に少しでも立てれば幸いです。
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