見出し画像

京都 ユニークな地名や場所3選

歴史ある京都には、ユニークな地名や場所が多くあります。


1.膏薬辻子(こうやくのずし)

膏薬辻子は、四条通から綾小路通まで通り抜ける細い道。

空也上人が、道場の一角に塚(現在の神田神宮)を建てて供養したことから、空也供養の道場と呼ばれた。そして、空也供養の発音がなまり、細い道を意味する辻子と合わせて、膏薬辻子と呼ばれるようになった。

空也供養(くうやくよう) ⇒ 膏薬(こうやく)+辻子(ずし) ⇒ 膏薬辻子(こうやくのずし)

2.天使突抜(てんしつきぬけ)

五條天神宮は、別名天使社とよばれていました。天使突抜の名前由来は、豊臣秀吉が五條天神宮(天使社)境内に、道を強引に通した事に対し、都の人たちが皮肉を込めて天使突抜といったと伝えられる。

ちなみに、五條天神宮付近は、牛若丸(源義経)と弁慶が最初の出会った場所ともいわれています。

3.首塚大明神(くびづかだいみょうじん)

首塚大明神には、源頼光と家来達(平井保昌、渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光)で退治した酒呑童子という鬼の首が祀られています。


京都生まれ・京都育ちの京都人。 2005年から「京都観光研究所」を運営しています。 https://www.kyotokk.com/ https://blog.kyotokk.com/