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天下一品総本店へ【京都移民日記】


「おすすめはしないが試してみるか……?」と学生のときに先輩に連れていってもらったのがラーメン屋の天下一品だ。最初はその独特の味にたじろいでいたが、気づいたら天一(天下一品はこのように略される。読み方はてんいち)フリークになっていた。


王将の奥、中央より少し右の小さな白い看板(興奮しすぎてピントが合ってない)


新宿、早稲田、神楽坂、吉祥寺、池袋、色々な天下一品の店舗に出向いた。本店は京都と聞き、このどろっとしたこってりスープと京都のイメージが合わず、なんとなく不思議な印象を持っていた。

天下一品は店によって味が違う、とは聞いたことがある。私自身は感じたことはないが、やっぱり京都にある本店だと何か違うのだろうか?


「京都にいったら天下一品に行ったほうがいいですよ」


私と同じく天一フリークの、神戸に住む同僚からも言われていた。ちょっと時間もあるし、天下一品の総本店、行ってみよう。



総本店!(全国に219店舗あるそうだ)



私は天一では「こってり」にニンニクを入れて、ビールとセットで食べることに決めている。在宅勤務でよかった、と思いつつ、よく考えたら在宅勤務ではないときからニンニク入りだった。


この「こってり」こそが天下一品の天下一品たるゆえんである。


こってりのスープについては公式サイトに詳しい↓


どのラーメンにしようかな。いつもならシンプルにこってりラーメンにするけど。



総本店限定の牛すじラーメンにしよう。


ビールは生派


ビールも来た。気持ちも盛り上がってきた。


けっこうたっぷりの牛すじ


こってりの濃厚なスープに牛すじがさらにこってり。こってりの二乗、広がり続けるこってりの世界……

なお、天一のこってりスープはどろどろではあるが油っこくはない、くさみもない。話によるとあのどろみのあるスープは鶏ガラと数十種類の野菜で作り出されているらしい。うまみのかたまり、それが天一のこってりである。

下の動画は「超こってり」だけど、伝えたいのはこういうことだ。レンゲから滴り落ちるスープではなく、どんぶりに入っているスープの側を見るとどろどろ具合がわかりやすいかもしれない。濃度が高く粘性が高い(食べ物を表現する言葉ではない)。


どろどろとか何度も言ってるけどこれは褒め言葉である。このとろみに魅せられて十年以上も食べ続けているおかしな人間の愛ゆえの言葉と許してほしい(突然のエクスキューズ)。



ちなみに他のエリアの店と比べて総本店のラーメンの方が美味しいかどうかはわからなかった。目の前にラーメンが来て気づいたら理性を失って集中していたので「おいしい!」「このとろみ!」「ビールがよく合う!」しかわからなくなってしまった。

これまで食べてきた味と比べられたとして、「おいしい!」「こっちもおいしい!」「あっちもこっちもおいしい!」となる可能性大だ。


つまり、天下一品は今日もいつもどおり美味しかった。どろっとしたスープで今日もお腹いっぱい。店員さんもキビキビしていてお店の雰囲気もとても良かった。また行こう。一度食べるとこってり欲が満たされるから、次はいつになるかなあ……


\明日もお待ちしてます。/


🍜 🍜 🍜

天下一品総本店のアクセスはこちら。
叡山電鉄茶山駅から徒歩10分くらい。市バスも便利です↓


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