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平等院鳳凰堂/たまには観光【京都移民日記】


会社の上司が「京都なら鳳凰堂が良かったな」と言われていて、「私も行ってみます!」と言ったまま観光地なので腰が引けていた(何度も言って恐縮だが観光地が苦手)。いつか行きたい、と思い続けて、やっと行くことができた。


京都駅からJR奈良線で南に下り、宇治駅から徒歩で行ける(京阪でも行けます)。普段は京都駅から北側でしか遊んでいないからちょっとした小旅行気分だ。

宇治駅から少し歩くとこちらの看板。

世界遺産があちこちにある街、京都


この先は「THE・観光地」だった。綺麗な石畳、お茶のいい香り。


潤ってんだろうなー(やめなさい)
恥ずかしながら平等院が宇治にあると知らなかった


宇治はお茶推しの街だった。当然か。お抹茶や緑茶などの茶葉、「宇治抹茶スタミナ塩ラーメン」「宇治抹茶餃子」など抹茶の入った「何か」があちこちに。勇気がなくて食べられなかった。


食べた方、感想お待ちしてます


駅から10分ほどだろうか。歩いた先に平等院の入り口がある。


平等院鳳凰堂は、入り口から入ってすぐに見ることができた。美しくてハッとする。形自体は十円玉硬貨で見ていたし、特別大きい建物ではないが、美しさで圧倒される。確かに翼を広げているみたいに見える。


国宝である



美しい。いいものを見たなあ・・・観光地が苦手だから、話を聞かなかったら行かなかったかも。上司に感謝だ。


左右の「羽」の部分はこういう形。翼廊というらしい。一階の廊下は歩けるが、二階部分は高さが90センチくらいしかないので歩けないそうだ。完全に見た目の優雅さのための建物らしい。(いこまいけ高岡様のサイトより)

確かに二階部分は歩けなさそう



色はこの写真がわかりやすい。赤ではなく黄味が強い。


写真が撮れなかったけど、鳳翔館(美術館?宝物殿?)もとても良かった。

雲中供養菩薩像がとても美しく、飛んでいるかのような展示の方法もとても良かった。


一方通行なので導線もスムーズ。建物自体の美しさもあり、ため息をつくほどだった。


冬の終わり、夕方頃に行ったけど、今度は夏の朝に行きたいな。お寺の朱色は夏の光に映えるんじゃないかと思ってる。


平等院、観光地かと思ったら鳳凰堂は圧巻だし、美術館も素晴らしかったしでとても良かった。いくつかお寺を回ってるけど、また来たいなと思えたところは少ない。あちこちに素敵なところがあるな、京都は。

観光地が苦手、と思ってきたけど、行ってみたら毎回感動してる。夏の風が吹いていた清水寺も、桜が綺麗な南禅寺も。みんながいいと思うところはやっぱりいいのだ。お土産屋さんが並ぶエリアはそっと通り過ぎつつ、寺社仏閣はやっぱり行ってみたいな、と思った。

鳳凰堂がいいと教えてくれた上司に感謝しなくちゃ。 


梅が咲いていた



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