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青森1人旅 3日目

奥津軽いまべつ駅



青森旅の最終日。この日は津軽地方へ。まず向かったのは日本一小さい新幹線の街である奥津軽いまべつ駅。

駅前の様子はこちら。人がほとんどいない。あるのは、バスやタクシーのみである。ちなみにバンが止まっているが、こちらの地域では現在「わんタク」という制度があり、タクシーとバスの間みたいなものが運行されている。ワンタクは1回の乗車で500円。バンのバスは1回200円で乗ることができる。

青函トンネル広場


3日目で一番行きたかったのはこちら。奥津軽いまべつ駅からバンに乗り、最寄りのバス停の駅へ。そこから10分ほど歩いたところの小さな広場である。こちらは青函トンネルのすぐそばを新幹線や貨物車両が通る場所として鉄道ファンの間では有名な場所である。ほとんどの見物客は車で来ていた。

広場には休憩所と展望台がある。掲示板で新幹線が通る時間を確認することができる。
新函館北斗駅に向けて走行するはやぶさ号。速度は約120kmぐらいと思われる。新幹線が通る前はゴーッという音が響き渡る。
15mのロングノーズが特徴的なE5系。

1日にこの場所を通る新幹線は限られているが、実際に見るととても迫力がある。こちらから手を振ると、新幹線の方からも手を振りかえしてくれているような感覚があった。

現在不通の津軽線へ


新幹線を見終え、奥津軽いまべつ駅に帰る道中、津軽線の津軽浜名駅に立ち寄った。しかし、現在津軽線は2022年8月の豪雨災害により運休中であり、復旧費用として6億円以上が必要となる見込みであるらしい。
そのため、廃止も視野に入れているということを知った。


目の前に海が見える駅。
列車は来ないが、来たらどんな感じなんだろう。そんなことを感じていた。

駅の待合室に入ると駅ノートと並んで津軽線沿線の住民や社員のメッセージが書かれたボードがあった。これらを見ると、鉄道再開を待ち望んでいる人は必ずいるだろうと感じた。しかし維持費や経営面を考えると、存続は難しいのだろう。色んな感情が交錯する瞬間となった。

待合室に掲げられている数々のメッセージ。

青森市内&青森駅

青森駅にあるリンゴジュースの自販機。

青森県観光物産館アスパムでは、青森市内を一望できる展望台があったり、色んなイベントが行なわれる場所である。ここではお土産を購入した。

青森に別れを告げる

楽しい旅もいよいよ終わり。
青森空港から伊丹空港に向けて飛行機に乗り込んだ。帰りの飛行機は行きと比べて天候が良かったため、飛行機からの景色は格別だった。

7000ft地点から撮影した。青空と雲のコントラストが美しい。


まもなく着陸態勢に入る瞬間に撮ったもの。中部国際空港と伊勢湾、三河湾が見えた。上空から見える日本の景色を見るのも非常に楽しかった。
伊丹空港には定刻に到着。景色の数々を楽しむことができ、あっという間のフライトとなった。

今回の青森旅はほぼ計画通りに進み、1日も惜しまず全ての時間を楽しむことができた。今回の鉄道に絞った旅のように、自分の好きなものを求める1人旅は最高だった。また日本、世界の新たなる地を求めて旅に出会いと思う。では。


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