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(デジタル庁)データ戦略推進WG第1回について考察 〜Part2〜

やってきましたPart2。やる気が少し戻ったので書き始めようと思います。前回の締めにお伝えした通り、ベース・レジストリのコンセプトから先について考察していきたいと思います。

デジタル社会の目指すビジョン

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「一人一人に合ったサービスを」、ですね。分かりました。誰一人取り残さないのですから当然ではあります。「ストレスなく移動できる」、これはちょっとベースレジストリと関係するのかよく分かりませんね。僕はGoogle Mapだけでもストレスなく移動できます。

包括的データ戦略の概要

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閣議決定された包括的データ戦略についての概要資料です。主に記載されているのは下記2点です。

・ベース・レジストリのスコープを決め、課題とソリューションを考える

・データマネジメント/オープンデータの推進

ベースレジストリで世界が変わる

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急に胡散臭くなりました。このアメーバみたいなのはなんでしょうか。フュージョンするのであれば表現の仕方というものがあると思う次第。多分官民のどちらからも使うことに価値を見出し、新しい共創の世界が待ってるんだよと言いたいんだと思うのですがなかなかスライドにすると難しいですよね。

基本コンセプト

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きた!本題です。僕は理解しましたよ、コンセプトの「使うたび、良くなる、みんなのデータ」。UXデザインについての改善効果を出すためにデータのエコシステムを構成するということですね。味わい深い。

当面整備するデータ分野

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おお、登記書いてるすごいと思ったけど登記は不動産登記だけか。不動産クラスタに見せたいところですね。繋げるシステムをまとめると下記のような形だと想像。

「事業者系」:官報、jGrants、gBizID、新規もの

「土地系」:国土地理院、登記・供託オンライン申請システム

「行政系」:支援制度情報DB、e-Gov

データとユースケース

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またもや味わい深い。(。。。思考中)、ピコーン。識別子が下の3つで、上がその識別子に付けるメタデータですね。ただ動態情報や属性情報って分ける意味ないと思ってて、同じように扱うべきだと思うんですよね。属性は非同期でいいとか思ってるならそれは間違い。データを扱う側は「ベースレジストリ」全体の最新性を期待してシステム作るのでここを分ける意味がわからない。あと、真ん中にある青い線が真面目になんなのかよく分からない。

ベースレジストリを通じた価値実現

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左がAS-ISで右がTOBEですね。スマホで手続きが可能とか、3次元空間情報の活用とか良いんじゃないでしょうか。

サブワーキンググループ等について

ここからまた包括的データ戦略全体の話になりますが、下記4つの委員会・サブワーキンググループが出来るようです。前回体制図で載せていましたね。

①トラストを確保したDX推進サブワーキンググループ

②プラットフォームにおけるデータ取扱いルールの実装に関する
サブワーキンググループ

③EBPM推進委員会

④準公共・相互連携作業グループ

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論点出しはしたので、ここから先は下部組織で検討してねってことかもしれません。期待してるのは業務改革が必要そうなEBPM推進委員会。ただ、追うの大変そうだなぁ。。。

総括して

ベース・レジストリは期待してるだけに少し残念なボリューム。スマホでできるのはマイナンバーの取り組みなのだろうし、手続きを簡単にするのはもちろん、企業等がやっきになって国から出てくるデータを使って、競い合って、良いアプリを作るイメージとか欲しい。重点計画に期待したい。

やる気が盛り上がらないので「データ戦略推進ワーキンググループ(第1回)」はこの辺りで。

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