プロコーチになるまで〜セッション前後の変化〜

前回までの話


コーチングアカデミーでの学習が始まり、理論や心象風景について話を聞いたり、実際のセッション動画を見ることで、これまでの自分の認識のどこにエラーがあるかを内省しました。以下は一例です。
(自分でもここまでエラーがあるとは💦)

みなさん、人から話を聞いて、なるほど理解したってことありませんか?理解とは、実際に自分が体感して、初めて理解となるのであって、人から聞いた、見たことで理解したと勘違いしてることが多い。
本来は、
〇聞いたことは忘れる
〇見たことは覚える
〇やったことは理解する

 私はこれまで、セミナーやビジネス書を読んで理解したと思っていましたが、そのほとんどが頭の中から抜けていっています。
(正直、本を買ったときに一番ドーパミン出ていたんですよね・・・ビジネス書買ってる自分はイケてる、他の人とは違うとか思っていたり。
 または、自分の価値基準に合った本を無意識に読み、「そうそう、やっぱり自分の考え方で良いんだ」なんて思ったり。
 これでは、現状維持が強まるばかりで、変化なんて起きやしません。

さぁ、少しずつですが自分自身をメタ認知できるようになってきました。日々、自分の情動(心)に意識を傾け、内省するための時間(周りから見るとぼーっとしているように見えるかもしれません)を取ることが増えてきました。可能な限り、noteで言語化していきます(本音や腹黒い部分たくさんでてきそうですね)!

プロコーチとの初セッション


1on1セッション

はじめまして!!


⚠️(  )の中は心の声や本音です。

コーチは、ニコニコしながらもオーラが放たれている感じでした(誠実さと優しさにあふれている印象)。始まる前と直後は緊張していましたが、少し話すうちに緊張は解けていきました。
(表情や喋り方、間の取り方等、言語以外でのやり取りが非常に多いということを改めて実感。事前学習時に、「非言語での介入」という情報を得ていましたが、正直非言語以外の介入って何なのか?と思っていました。
 理論を学習して、体感して、理解する。この順番が一番効率の良い学習ですね。)

want to※について


※人生を通底する権威性が排除されている行動

これまでの自己認識では、
〇対話を通じて変化を起こす
〇しゃべる
〇魅了する
〇印象を設計、操作する

以下、少し対話形式に(もちろんすべてではなく、要約しています)

【コーチ】しゃべるを通じてきょうすけさんは何がしたいんでしょう?
(え?そうか、しゃべるがwant toならしゃべることに理由はいらないはずだけど、自分の中で喋る行動の奥になにかある感覚がある。)

【きょうすけ】しゃべることはあくまでツールであり、話を通じて相手に変化を起こすこと。つまり影響を与えることを自然と今までやっていました。
(面白いのですが、ここがわかると、「魅了する」も「印象設計、印象操作」も全て相手に影響を与えることに繋がっている行動でした)

プロコーチ天職では?

【コーチ】主に言語を通じて、影響を与えるって、コーチングが天職になる可能性ありますよね?
【わたし】実は、コーチングというものを知ったときに、これが自分のやりたいことなのではと感じていました。ただ、私の中でコーチは生き様が重要であり、コーチ以外の職業で圧倒的な成果を出していたり、複数の職業を担っている方だからこそ影響を与えられるものだと認識していたので、どうすればよいのかと悩んでいます。
(コーチになるためには、実績が足りないとう認識。自分の中で、じゃあ、いつになったらええねんという突っ込みもありました。)

【コーチ】今も?
【わたし】プロコーチになることは決めている。何からやるべきか見えていない状態。むしろアカデミーに入った時点でプロコーチになることは決めているため、一流のプロコーチを目指したい。
(あれ、なんかプロコーチになるって決めてるのに結果を恐れて動いていないだけなんじゃ。さっさと決断して、覚悟決めて、自分に許可を出すだけなのか・・・

【コーチ】何をやるかが見えていたら、現状の外とは言えないので、見えていないということは現状の外ですね。コーチングという職業でゴール設定したいですか?
【わたし】します。

【コーチ】きょうすけさんにとって一流のコーチングってどういうコーチングか?
【わたし】一撃で相手に変化を起こすこともできるし、じっくり対話をしながら変化を起こすこともできるコーチ。
(出会って30秒で相手を書き換えるぐらいのスーパーマンのイメージがありました・・・お恥ずかしい
 でも、大谷翔平選手が野球少年の前に現れて、「君にはセンスがある、プロ野球選手になれる」なんて声掛けたらなっちゃいそうですよね)

人にフォーカスしたプロコーチへ


【コーチ】今の自分の業界に対して何かしたいという思いはありますか。
【わたし】業界にこだわりはないと思います。

【コーチ】どちらかというと、「人」フォーカスだと思いますが、どういう人にコーチングしたいのか
【わたし】私と同じように中小零細企業の経営者の方に自分の人生のハンドルを持って欲しいと思うし、それによって従業員にもポジティブな影響があればと。
(少し自己投影※がはいっているなと感じました。
※自己投影とは、過去や現在の自分ができていないことを他人に求めること。
今回の場合は自分が2代目経営者であり、本来何がやりたいのか核心が持てていないことがあり、他の方もそうでしょ?みたいな感覚です。)

【コーチ】自己投影の部分とやりやすさの部分で、中小零細企業と表現しているが、影響力を持つ人であれば役職等は関係ないように思いますがどうですか。
【わたし】はい、関係ないですね。影響力を持つ人にコーチングを提供することで、その周囲の人にまで影響を与えることがやりたいです。そんなこと言っていると、おまえ何者なんだってなりますが、そこは置いておいて・・・(何者かでなければ、コーチングはできないというエラーが自分自身の中にあると感じました)

【コーチ】そこは置いておかなくてよくて、純粋に職業コーチです。周りに影響を与えるコーチであり、個人とそのまわりに波及していくようなコーチですよね。だからこそ、個人だけでなくグループコーチングまで視野に入れて、未来をみているのでは?
【わたし】そうです!まさにそれがやりたいです。今現在の自分の動きとして、自身がコーチングを学びながら、自組織内でもコーチングスキルを使って変革を試みています。

【コーチ】きょうすけさんが会社内で従業員に対して、コーチングを行って、組織を変えることができれば、それが自分のステークホルダー(取引先の経営者や個人)にも広がっていきそうですね。それがきょうすけさんのやりたいことでは?また、自組織のコーチングを実践するこで、将来のクライアントにつながりそうですね。社内変革をどのように行ったのか、ネガティブフィードバックがどこにあったのか等、それこそ身をもって体感できそうですね。
【わたし】社内ですと、どうしても上下関係が生まれてしまうので、やるべきでないと思っていましたが、難易度を理解した上でやりたいと思います。
(上司ではなく、コーチとして純粋に相手と対話ができるかという点に注意してやりたいと思います。)

今回の振り返り

自分の中のビリーフ(価値基準、評価基準)によって、未来や行動に制限をかけているということに気づくことができた。
(自分の世界でしかものを見れないため、外の世界にいるコーチの存在によって、自分自身に許可を出すことができたり、一歩進むことができる)

未来の自分(一流のプロコーチ像)の景色が少し見えたことで、見える世界や考え方に変化が起きている。
(自分の思い描く一流のコーチであれば、その時々の瞬間をどのような価値基準で見ているのか、世界をどう認識し、将来のクライアントにどう伝えるのか、伝えたいのか。ちょっとした子育てや旅行の一場面においても常に頭にプロコーチの自分が世界を見るために別世界を見ているような感覚)

引き続き、invent on the way!



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