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【ウズベキスタン】シルクの工房見学!マルギランへ(旅23日目)

こんばんは!

今日はフェルガナ地方最終日
シルク生産の工場見学ができるというマルギランへと行きます!

そして夜の列車でフェルガナを離れウズベキスタンの首都タシュケント



2022年11月2日 フェルガナ⇄マルギラン→タシュケント

またまた優しきオーナーさん

朝起きて朝食用の昨日買ったバナナを食べてたら

「これいるか?遠慮せず食べな!」
オーナーさんが美味しそうなケーキをくれました!
ここのオーナーさん本当優しすぎる

イスラム圏なので激甘です

そしてこれもいるか?
とばかりにリンゴまでくれました
怒涛の朝飯メドレーです

3泊しましたがもっと延泊したいぐらい。

あとちなみに中央アジアのリンゴはめちゃ美味しいです。
アルマトゥイで食べてからずっとハマり中

洗濯物もすぐ乾くし、中央アジア好きすぎます。

マルギラン行き”ダマス”

マルギラン行きのバスはバザール付近のここで見つかります
近いので頻発している模様

よく見るマルシュートカの小さいバージョン
だいたい5〜7人乗りで近距離専門みたいです

ダマス

ちなみにこのミニバン

ダマス”という名前の車らしいのですが、宿のオーナーさんに説明された時に「ダマス!ダマス!(騙す騙す)」と聞こえ

日本語を知っているはずもないのに「バスは騙すから気を付けろってことか〜!」と勘違いしてしまいました

何回かこの後利用しましたが、値段はしっかり定価で騙さないので安心してください

フェルガナからマルギランまでは約30分ほど
片道5000スム(約60円)

マルギランのマップ

①フェルガナ⇄マルギランバス乗降所
②シルク工場「ヨドゥゴリク・シルクファクトリー」
③マルギラン・バザール

マルギランはかなりこじんまりとした街なので回りやすい

いざ!工房見学

入り口

まず工房の一番手前にここで作られたシルク製品のショップがあります

ここで工房の見学をしたい旨を伝えるも良し
働いている従業員に声をかけて見学させてもらうのも良しです!

みなさんフランクで、海外からの顧客も多いらしく英語も堪能なので安心

見学は無料です!

ここマルギランはシルクの一大産地

この工場自体もソ連の時代に建てられ、職人の養成や伝統文化の維持にも貢献しています

生糸(シルク)の糸を繭から紡ぐ

生糸にはA,B,Cグレードがあり、それぞれ分けて商品化され値段もかなり差があるためその選別もこの工程で行われるそう

このおばちゃん達がすごく陽気で
写真を見せながら説明してくれるのですが、社長の写真を見せながらながら
「これが私たちのボスよwww」と大爆笑で説明してくれ

ツボは分かりませんがなんだか楽しそうに働いててほっこり

あと、多分ここの社長はいじられキャラです。笑

次に取り出した生糸(シルク)を模様ごとにテープを巻いていく工程

ここで貼ったテープごとに色を染色してくので(説明下手ですみません)、模様づけにおいて最も大事な工程になります。

とっても良い表情です

なんだか職人さんとしてのプライドや自信が伝わってきながらも
どこか暖かみのある雰囲気を感じました。
かっこいい。。

作業をしながら英語でたくさんここで作られたシルクについて説明してくれました。

この工房で作られたシルク製品は主にインドや中国、そして日本やヨーロッパにも輸出されるらしく
毎年数多くのバイヤーがこの工房を訪れてくるとのこと

自分が作った商品が世界を渡っていくって素晴らしいですよね

隣でお子さんも遊んでいます


次に出来上がった生糸を染色していく工程

先ほどテープをつけた模様の部分以外を染色していていきます

いかにも職人さんという感じの方二人が作業していまし

そして最後に染め上がった糸を機械で織っていく工程

これでやっと商品が完成です。

たくさんの手間隙をかけて作られるシルクの織物

店頭で商品が並んでいるのを見るだけでは分からなかった
そこに携わる人々の表情、ものづくりへのプライドを感じることができ
間違いなく来てよかったです。

良いもの見れた〜!

マルギランのバザール&初プロフ

さて!工場見学も終わりフェルガナに帰る前に恒例のバザール見学と昼飯

中央アジアは全体的に物価が安いので自炊する必要がないのですが
バザールだと野菜が安いので長期滞在も楽しそう

昼ごはんにはウズベキスタン名物の「プロフ」を注文

パンとキムチとのセットで25000スム(330円)

炊き込みご飯とチャーハンの間のようなこの米料理
油の量が半端じゃないのですが、とっても美味しく、ウズベキスタン滞在中にどハマりしてしまいました

備え付けのキムチみたいなのもピリ辛で美味しかったです

また、日本人からすると信じられないのは米と一緒にパンを食べるという驚異の炭水化物アタック

最初は違和感があったのですが、滞在中すっかり慣れてしまい
プロフの味の濃さにパンがないと物足りないぐらいになってしまいました

鉄道でタシュケントへ

マルギランを後にしフェルガナへとダマスで戻ります
帰りも同額!5000スム(約60円)

さてここからは荷物をピックアップしてタシュケントへ

居心地が良すぎたホステルメギ

最後にオーナーさんに精一杯の感謝を伝えてお別れです

またこの宿のためだけでもフェルガナに帰ってきたい

メギの心優しきオーナーさんとパシャリ

さて、タシュケントへは鉄道を利用します!

予約方法は別の記事にて説明しますが至って簡単
オンラインで全て完結するのでありがたいです!

ただ、ここフェルガナから直接タシュケントに行く列車は本数が少ないので
さっき訪れた隣町マルギランの駅からの出発になります

マルギラン駅の場所↓

先ほどのシルク工場とは少し離れていて、違うバスを探すか重い荷物を背負って歩かなきゃなーと思っていたら宿のオーナーさんが
「近くの大通りからマルギラン駅に行くバスが出ているから、案内してやる!」
と言ってくれて

実際に案内してダマスを止めてくれて、駅(ロシア語でヴァクザール)まで連れて行ってくれるようダマスの運転手に手配してくれました。。

最後までなんて親切なんだ

本当に中央アジアの人は親切な人ばかりで、自分にはどうやってこの人たちの親切心を返していいかわからないけど
日本に来てくれた

マルギラン駅までは料金は先ほどと同じく5000スム(60円)

マルギランの駅はソ連味を感じます

入り口を間違えて入ってしまいここで警察に止められ大焦り

中央アジアは警察の腐敗がよく聞かれるので、
一瞬賄賂でも請求されるかと思いましたが親切に右側にある入り口を案内してくれ
ツーリストで日本人(イポーニャ)であることを伝えると
「おお!そうかよくこんな所まで来たな!」と歓迎してくれました

ウズベキスタンの駅に入るには必ず荷物検査とチケットチェックがあり、時間が無い時だと焦るかも

逆にいうとセキュリティ面は比較的安心です

ウズベキスタンの鉄道

マルギラン→タシュケントは88,000スム(1060円)
約5時間ほどで着きます

暗いですが車内はこんな感じ
だいぶしっかりしていますし、ヨーロッパ並に綺麗です

夜10時 タシュケント駅着

ここから地下鉄に乗り換え今日の宿へ

泊まったのはここ↓

安くて交通の便がいいので利用しましたが
南京虫を何匹か見かけたので衛生面であまりオススメはできません


明日は中央アジア最大の都市にしてウズベキスタンの首都タシュケントを周ります!

ではでは〜!


《情報コーナー》

・マルギラン地図

 ①フェルガナ⇄マルギランバス乗降所
 ②シルク工場「ヨドゥゴリク・シルクファクトリー」
 ※見学無料
 ③マルギラン・バザール

・フェルガナ⇄マルギラン ダマス(ミニバス)
 5000スム(60円)

・マルギラン駅→タシュケント中央駅
 88,000スム(1060円) 約5時間 


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