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vol.22 『子どもの方が信じてた真ボトムアップ』

小学校といえば、この時期によくある「6年生を送る会」
我がクラスは今回、企画・運営を全て子ども達がやりました。実は内緒ですが、職員会議に提案する資料も、子ども達が作成した資料を提出しています。

どんなことをボトムアップしたの?

①基本的なコミュニケーションは対面ですが、データを伴うコミュニケーションは、teamsを使って投稿で残る様にした。WordやExcel文章は全て児童が作成。

②ロイロノートを使って、対面式コミュニケーションの視覚化と効率化を図った。

③任せる部分を担任によって、変形自在にマネジメントした。

つまり、今まで大人がやっていたことを子どもに任せた上に、ICT機器を活用して今までにない新しい形を模索した形です。

焦り動き出す大人と落ち着いて任せるリーダー

いざ、6年生を送る会をスタートさせようとすると、まぁ大人が動く動く。
補助が動き、校長も動き、勝手に児童に話かける。さらに、6年生に遅刻者が発生し、開会した中で、秒単位の対応。
ハラハラする私をよそに、リーダーは一切口を出しませんでした。そこにあるのは、仲間を信じて見守っている姿でした。

褒められても仲間を称えたリーダー

そんな姿に学ばされた私は、全てをリーダーに任せることにしました。
私の心配をよそに、子ども達は無事に会を進行させ、予定時間の15分巻きで終了。
そんな采配をした小さな小学生リーダーは、たくさんの先生から称賛を受けていました。
そんな彼の一言…

『今日は僕の仕事はありませんでしたから…仲間が凄いですよね。』

あの会場で、子ども達の運営を誰よりも信じていたのは教師よりも、担任よりも、クラスのリーダーでした。
仲間の力を1番信じていました。

改めて、子どもの力って凄いですよね!
子どもの可能性は無限大!!
教室現場に価値がある!!!

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