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vol.26『会議室で起きているんじゃない。現場で起きてるんだ!』

私は以前、学校教育の実践をひっさげて全国で講演したり、イベントファシリテーターをしている時があった。
色々な人と繋がり、広がり、ある意味充実した日々でした。
しかしながら、そんな中でとあることに気が付いたのです。

広がっても深まらない。だから、最終的に行き詰まる

実は講演って、現場のどれぐらいが伝わってると思いますか?
どれだけ聴いている人達の中に定着すると思いますか?
最大30%までです。

金儲けで自分のためにしゃべるだけなら良いんです。
しかし、目的はそうではなかった。
子ども達の可能性と創造性を広めたい!と思っていた私は…
講演や指導者実践後、数日か数週間で元に戻ってしまう指導者や子ども達をたくさんみてきました。

こんなはずじゃなかった。
こうなりたくなかった。
あ!このやり方が駄目なんだ!!
次!次の斬新なやり方が知りたい!!!

こんな風景をたくさん観てきて、やっぱり講演の限界と、定期サポートの大切さを知りました。

子育てしてないあんたの何に説得力があるん?

一度、妻が私の講演会を聴きにきてくれて、終わった直後に言われたことです。

言いたいことは分かった。
理屈も分かる。
ただね…年中無休で子育てしてないあんたの何に説得力があるん?
子どもという生身の生き物を育てるのに、そんな綺麗な机上の空論で育てられるほど、甘いもんじゃないよ。
あんたの学級経営だってそうでしょ!?
ライセンスや理屈は必要だけど、もっと生の声が聴きたいな。

ぐさっときましたね。
やっぱり生の現場。
会議室や講演会場で起こっているんじゃない。
現場で起きてんだ!!
って目を覚まされました😊

現場の生々しい現実に、系統立てられた理論があれば最強になる
教室現場に価値がある

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