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人生の最期をどう生きるか

看護師として仕事をしているとどうしても人の最期を看とるときがあります。
もちろんどんな人にでも元気になって帰って欲しいのですが、現実難しいこともあります。
そんな時の選択が難しいですよね。

以前このような記事を書きました。

向き合う、話す、考える|恭子 #note https://note.com/kyosamikei4/n/n0a40dda9f9e4

家族のなかで最期をどう迎えたいか考えておくといいですねと言う記事です。

先日たまたま若い研修医の先生がボソッと「この患者さん、助かるといいなぁ。」と言いました。その患者さんは90才を越え、在宅のマスクの人工呼吸器を付けているのですが、他の疾患を併発し食事もとれません。おしゃべりすることはできますが、認知症もあり点滴を引っこ抜いたりもしています。たまに正気になって帰りたい!と言って泣いています。私はそれが本人にとって幸せだと思うかと聞いてみました。
それは、、、と言葉を濁す先生でした。

幸せな最期って

その人にとっての幸せは、その人にしか決められません。
人は死ぬときどこで死にたいか?と言う質問に80%の人は出きるなら家で死にたいと言われるそうです。でも実際は70%は病院、20%は施設など、家で最期を迎えることができるのは10%にも満たないと言います。
そして最期まで元気に、死ぬときは苦しまずにコロッと死にたいと言われます。実際は何らかの障害を抱えたり、寝たきりになったり、認知症になるひとがいたりと元気でコロッとはやはり10%程度だそうです。

では幸せな最期ってどういうこと

そうですよね。
人間死ぬことの幸せなんてありません。
でも少しでも元気に、少しでも長く生きたいですね。
検診や予防に留意し少しでも健康に過ごせるようにしっかり歩いて、元気に過ごせるように努力したいものです。

私自身も健康診断おサボりしてるので、ちゃんと検診や予防気を付けたいと思います。

読んでいただきありがとうございます

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