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烏賊の塩辛と香味野菜のパスタ

自分で言うのも何だけれども、かなり美味しくできたので投稿します。

スーパーで半額になっていたちょっと高級な烏賊の塩辛。自分の好きな焼酎のつまみにしようと思って買いましたが、あえなく酔い潰れて撃沈し、少し残ってしまったので、次の日の昼にこちらを作りました。

基本はアーリオオーリオのオイル系パスタです。大葉とミョウガの香味野菜を使いますから、スパイシーさはそこで主張したいので鷹の爪は使いませんでした。

ということでパスタを茹でる湯を沸かしている間に、スライスしたにんにくをオリーブオイルで温めてアーリオオーリオを作ります。先日テレビで見た国分太一さんの料理番組で勉強になった、にんにくチップ化させて皿に一時退避&パスタのゆで汁で乳化させる手法を取り入れました。乳化させるってどういうことなのか、難しいな、どうしたらいいんだろうって日々思っていましたから、この情報は慧眼でした。パン粉を使うやり方も確実ですが、ちょっと糖質が気になってしまうので、今後乳化はこのやり方で行こうと思っています。

そうこうしているうちにパスタ鍋が沸騰しましたので、パスタ(フェデリーニ)を投入して茹で始めます。ここからはタイムマネジメント勝負になり、無駄のないオペレーションが求められます。今回自分は麺が茹で上がる1分45秒前ぐらいからパスタの茹で汁をにんにくの香りを通したオリーブオイルに投入し、木べらで丹念に乳化させるようかき回しました。ちなみに、塩はパスタ茹でる時も、フライパンの方にも適量入れています。

パスタが茹で上がる45秒前ぐらいからフライパンに火を入れて、昨日の残り物の烏賊の塩辛を投入。程よく火が通るまで炒めます。炒めるというよりも、乳化の進捗を止めないよう「炒め回す」感じですかね。

そろそろゴールが近づいてきました。茹で上がったパスタの湯切りをしっかり行い、フライパンに投入してよく絡めます。オイルの照りが麺になじんでつややかになってくると、テンションが上がってきます。

火を止めてお皿に盛りましょう。ここまで来れば慌ただしいお仕事も終わりです。刻んでおいた大葉、ミョウガを上からかけ、気持ちもう一回のオリーブオイルをかけ、ブラックペッパーを振りかけ、置いておいたにんにくチップをちょん乗せして完成です。色味を入れたければピンクペッパーがいいです。強い原色が入って良いコントラストが出ます。

これにて完成。烏賊の塩辛の濃厚なクリーミィさと塩分が脳天を突き刺します。お供するお酒は白ワイン、スパークリングワイン、レモンサワーがおすすめです。また、お酒なしで行く場合はお好みでパスタにレモンを絞っても良いかもしれません。酸味ってほんと大事ですね。適度な酸味のコントロールが料理における一番の肝かもしれません。

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