200229_9

夢を見た。もともと眠りは浅い方なんだけど、何度か覚醒しては眠り、覚醒しては眠り。

知らない家、親戚の家のような、祖父母の家のようななんだか知らないけど昔から知っているような。
一室で、長男とグダグダしてたら長男が
「タバコ吸いに行かね？」
二つ返事で行くかぁってなり、財布を取ろうと鞄を漁る。いつもらったかわからない黄色い饅頭のようなものがでてくる。
「なんだこれ笑　いつのだよ、てか財布どこしまったっけ」
財布を探していたはずが黄色いそれを紺色の絨毯に擦り付けていた。紺に黄色。お月さんみたく丸く描いてみた。意外と綺麗にペンキで描いたように綺麗な丸になった。なんだこれ。そんなことより、財布だ。

なんとか小銭入れを見つけて、さあ行くかと。
そしたら今度は靴が見つからない、いやその前に出る前のいつもの朝シャンもまだじゃん。着替えてもない。長男は先に外で待ってるよ、って、いや待ってくれよと思いつつ
「わかった」って。なんだどういうこと。
とりあえず靴を探す。お母さんに聞いてもお父さんに聞いてもそこにあるじゃないって。
いやどこをどう探してもないんですよ。
遅れそうだし長男に先に行っててもらおうって携帯を見たら、変な画面。電波のところも「ras」って、なんだこれ。4Gじゃないんかって。ラインを開いても韓国だか中国だかの安っぽいゲーム画面になる。まいったな。

ベッドに寝転んでどうしたもんかと思って、もう誰の靴でもいいから行こうと思ったら体がめちゃくちゃ重い。動かん。ウンウン唸ってやっと座って靴を履いて家を出る。

家を出たら真昼だった。まだ明るいじゃんって思ったら私は知らない団体と合流してた。もう夕暮れになってる。あれ、長男はって思ってたら
「ここだ！ここ、ここ！このカラオケTwitterで有名で、やっと来れましたね！」って。
いや、誰だお前ら、てかカラオケって、ええ。
入ったら横に長くて縦2人横7人くらいの入り口からもう部屋になってる。変な店。真ん中らへんに座らせられる。みんな何飲む？とりあえず生っしょ！いや私はウーロン茶って、

いやいや！お前ら誰！？気持ちわりー男と猫撫で声のブス女共、俺の心か？心の具現化した奴らか？醜い。どうにもここにいると不快。
荷物を全部持って
「すみません、トイレに行ってきます…」
といって、そのまま店の外出て逃げた。知らん町だった。道路交通標識とかバス停をみると中目黒って書いてある。なんだ、意外と地元から近いじゃん、電車で帰れるな。って地下鉄に向かう。気づいたらまた真昼だった。

地下鉄に入ったつもりが薄暗いビルの階段の踊り場にいた、またどこだここ。あ、お父さんの職場だ。いや現実で考えると全く異なるけど夢の中ではお父さんの職場だった。とりあえずお父さんのオフィスに入る。狭いオフィス、汚いデスク、デスクの後ろの棚の上には謎の格言が貼ってある。お父さんに会いたくなってきた。
お父さんはどこだ、今お昼休憩か？携帯忘れてるじゃん。あれお父さんの携帯も画面が変だ。なんだか怖くなってきてオフィスを飛び出した。お父さんの会社の同僚に会う。
「あれ、○○ちゃん。久しぶり」
ああ、お久しぶりです。ってそんな場合じゃないんだ。ごめんなさい。顔を見るや否や逃げるように地下鉄に向かう。

地下鉄に向かってるのに地上に出てしまった。
進行方向の右手にアパレルショップが並んでる。ナイキ？アディダス？なんか違う。その隣はユニクロか。なんだあの着ぐるみは。ユニクロにあんなキャラクターいたっけか。
と、思ったら着ぐるみがわらわらと出てきて、横断歩道や街路を埋め尽くした。風船持ってフワフワして。消えたり出てきたり、ふわふわ、なんだかこえーな、てか帰りてえ。長男のことはすっかり忘れてた。あータバコ吸いたかったな。

と、ここで目が覚める。しんどすぎる。

二度寝したら、群衆に揉まれる夢だった。黒と黄色の群衆。黒がどんどん黄色から白に変わって、携帯の画面は相変わらず変。
体が重くて思うように動かない。
もうめんどくせえ、どうにでもなれ。

暗転して、大きな広場にいる。お父さんと。
家電量販店がセールをやってるらしい。
どれどれと商品を見てもゲームの着せ替えとタッチペンの着せ替えしか売ってない。柄はなんかもう少しなんとかならんかったのかって柄。

こんなん買ってもしょーもないな、って思って
ふらっとその辺回るつもりでその場を離れたら、セピア色の町にいた。なんか博物館みたいな本屋に行ったら自分の背丈ほどある白くて大きな、前輪が大きくて後輪が小さい自転車の絵が描いてある本を待っていけと言われる。
いや、こんな大きなもんどうしたらいいのさ。
持ってみたらまあ持てないことはない。えいえいと運んで、カフェに入る。カフェの人に本をここに置いて行ってもいいかと聞く。
なんやかんやで置いていく。なんで返事したか忘れた。夢だしな。
カフェ出たら、スーパーにいる。次男もいた気がする。次男が肉が欲しいという、肉はなかった。野菜？なんかよくわからないもんしか売ってない。結局何買うんだよってフラフラしてた

ら、また目が覚める。
体はまだ重いまま。