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【詩】仮面

彼氏といるとき
「かわいらしい自分」の仮面をかぶる

友達といるとき
「親切な自分」の仮面をかぶる

子どもといるとき
「包容量のある自分」の仮面をかぶる

見ず知らずの人が近くにいるとき
「笑顔が素敵な自分」の仮面をかぶる

そして、
ひとりになると
仮面をはずす

あまり
かわいらしくもないし

あまり
親切でもない

包容力もないかもしれない

あまり
笑わない

仮面をはずすと
気持ちがすーっと楽になる

どんなときも
こんな自分でいられたらいいのに

でも
仮面をはずしたら

愛想はないし
いい子じゃないし
「こんな自分でいいのかな」って
不安になるだろう

仮面をつけるべきか
はずすべきか

仮面をはずして生きることが
当たり前の人もいるだろう

そうやって
自分のまま生きることが
上手な人もいるだろう

でも
わたしは
仮面をつけた自分も
はずした自分も
どちらも大切に思っている

仮面をつけていたって
問題ない

それで
みんなが笑顔になるのなら

そして
ひとりになったら
仮面をはずし
自分を謳歌する

仮面をつけるかはずすか

それは自分次第

自分が生きたいように
自由に選んでいいのだ

猫をかぶったっていい
つくり笑いをしていてもいい

大事なのは
自分が納得しているか

自分がそれでいいのなら
それでいいのだ

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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