【詩】個性
わたしらしさって
なんだろう
「今までのわたし」の延長が
わたしらしいのだろうか
今までのわたしは
控えめで
ニコニコしていて
自分より周りを優先するわたし
これが
わたしらしさなのだろうか
ある日
わたしが
言いたいことを言って
笑ったり怒ったり
いろんな感情をあらわにして
周りよりも
まず自分を大切にするようになったら
みんなは
「あなたらしくない」
って言うのだろうか
「個性」って言葉は
かっこいい気がしていたけれど
今はまるで「鎖」のように思える
「あなたの個性はこれです」
「わたしの個性はこれです」
こうやって
個性はその人を縛り
関係性も固定化させ
過去の延長線上に生きていく選択をさせる
でも
わたしは
個性という鎖から解放されて
自分が生きたいように
生きていきたい
「自分の個性は?」なんて
いちいち考えなくていい
そのとき感じたこと
そのときいいと思ったことを
大切にして
行動にして
気づいて
自分の思うままに
生きていきたいんだ
自分の個性を決めつけないで
個性という鎖で自分を縛らないで
「わたしらしさ」なんていらない
自由に
生きたいように生きて
「あ〜素敵な人生だった」って
思えればいい
それを
周りは
「あの子らしいね」って
言うかもしれないけれど
なんとでも言えばいい
わたしはもう縛られない
自由に生きる
身軽に
シンプルに
変わっていくわたしが
いちばん
いちばん
好きなんだ
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