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子ども時代の発熱の意味

こんにちは、ホリスティックセルフケアの水野京子です。

初めましての方はこちら☆をご覧ください。

今日のお話はアントロポゾフィー医学で考える子ども時代の発熱についてです。
子どもの頃の病気のNo.1は感染症ですね。感染症には大概発熱を伴います。
発熱は免疫細胞を刺激し病原体の増殖を抑えるという生体の防御反応の一種といえます。

実は先週1週間8歳になる長女が風邪で寝込んでいました。娘は元来風邪を引いても1日、2日くらい熱が出るくらいですぐに回復するくらい生命力が強い子でしたが、今回の風邪は38度までいかない熱が5日間続きました。

アントロポゾフィー医学では子ども時代の発熱は
「自我が自分の魂の目的に沿った体に作り替えているとき」
と考えます。

ちょうど娘は今、乳歯と永久歯の数が同じになる時期(12本ずつになる)にいます。この時期を「魂の休止期」と呼びます。しばらく歯の生え変わりが止まる時期です。この時期には、親から受け継いだ遺伝的要素と自分の個が持つ要素の力が均衡になる時期と言われていて、それ以降は遺伝要素より個性が強く出てくるという大切な時期と考えられています。

娘の発熱はいよいよ自分の個性が遺伝的要素に勝っていく、娘の体がますます娘自身の個性へと作り上げられ成長する過程にいるんだなと思い、今回の発熱を受け止めていました。背も少しずつ伸び、外側の成長は感じていましたが、目に見えない部分でも成長は着実に進んでいるんだなとひしひし感じた出来事でした。

自分の魂の休止期のことは遠い昔すぎて覚えていませんが、娘が肉体も精神も、自分らしく成長していく過程を嬉しく思いました。

娘は発達の遅れがあり、私には初めての子というのもあって、いろいろ気を揉んでいましたが、アントロポゾフィー医学の学びのおかげで心配から信頼へと少しずつ変わってきました。まだまだ心配ゼロというわけではありませんが、娘には娘らしく成長してほしいと心から願っています。

親はその邪魔をしないようにしないといけませんね。汗

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すっかり春になり、私の住むボストンも気持ちいい日が続いています。

写真は今朝つぼみだった水仙がお昼に咲いた写真です。
みなさま、春を満喫されてくださいね❣️

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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