見出し画像

現実が瞬時に変わる

心を決めること

これが現実が変わる一番の方法だと思っています。
マインドセットという人もいますね。
私が今お話ししている決意は、”ちょっと心に決める”という軽いものではなく、
もっと力強い、”腹をくくる”という感覚のものです。

私の実体験

今は8歳の長女が3歳だった頃、癇癪がひどくて、だんだんと育てにくさを感じ始めていた頃のことです。初めての子なので、子育て自体がどんなものであるかもわからず、育てにくさのようなものがあっても、それがどういうのもなのかとかですらよくわかりませんでした。
2歳から言葉の遅れを指摘され、スピーチセラピーを受けていました。3歳のときに自閉症の検査をするも、その時点では自閉症の疑いはなく、注意深く観察していきましょうと言われました。
今から思うと言葉の遅れもあり、娘はいろいろ表現したいことがあったり、湧いてくる感情があっても、それがどんなものであるのかわからなかったから、癇癪という形でしか表現できなかったんだんだと思います。娘はとてもおとなしいタイプの子だったので、癇癪を起こし、歯を剥き出しにして「いー」と叫ばれると、穏やかだった娘に何が起こったのか、なんでこんなに攻撃的な子になってしまったのか、私の育て方が間違っていたのか、などいろいろな思いが私の中で湧き上がりました。娘に私の言うことを言い聞かせたい訳ではないけど、あまりに意思疎通がとれず、公園など娘の好きな場所に出かけるにも、また家に帰るにも大騒ぎするのには夫も私もほとほと参っていて、私にとっては癇癪が起こる瞬間が恐怖のようでもありました。そして癇癪が起きた時は、それを収めることにとにかく必死でした。

娘のことを思って、娘が喜ぶだろうと思ってやっているのに歯を剥き出しにして「いー」と叫ばれる。正直怒りが湧くこともありました。私はアメリカで子育てをし、周りには自分の家族はもちろん、夫の家族も遠くに住んでおり、日中は0歳と3歳の娘2人と私だけ。誰にどう相談していいのかもわからず、このままだと私は娘を虐待してしまうのではないかと思うくらい追い詰められていました。

「このままではいけない」と思いました。そうでないと、私は本当に虐待してしまうと思ったからです。そのとき私は、娘のことをよくするためにもまずは自分がしっかり自分自身と向き合っていかなくてはいけないと感じました。

そして私は本格的に瞑想することや自分の心と向き合う!と心を決めました。
その瞬間、娘の癇癪がピタリと治まりました。
夫には私の決意は伝えていませんでしたが、夫も「なんだか最近癇癪が少なくなったね」と気づくくらい、娘が穏やかになったのです。

何かしたことといえば、私が自分と向き合うと心を決めたこと以外は以前と同じままです。特に何か行動に起こした訳でもありません。ただ心を決めただけ。

その後もちろん行動を起こし、瞑想や目に見えない世界のことなどをいろいろと学んでいったのですが、この心を決めた瞬間、目の前の現実も瞬時に変わったのでとても印象的でした。

心に決めると現実は変わる

このようなことはどこかで聞いたことがあるかも知れません。
私も自分自身が体験したので、本当にそうだと思います。
ただ、時に心が決まるまで迷ったり、最後の最後で踏み切れないということもありますよね。私もそういうときもありました。ある人には「もういい加減、行動に出ないとダメだ」と言われました。でも、人それぞれ自分の中で期が熟すタイミングというものがあるように思います。
既に行動に出ている人や成功している人をみて、早く行動しなきゃと焦ったり、あるいは行動できない自分に不甲斐のなさを感じてしまうこともあります。
それでも、お腹の底から心を決めるにはその人それぞれのタイミングがあると思うのです。自分のタイミングを尊重することもとても大切なことだと思っています。

もし今何かを本気で変えたい、行動に出たいと思ったら、腹をくくること。
そうすると、周りが動き出します。あなたの現実が変わります。
大切なのは、あなたが心の底から決意することです。


ジャンヌ・ダルク
フランス、ルーアンのジャンヌダルク教会にて




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?