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やりたいと思っていること。

私が子供の頃はゴールデンに時代劇をやっていた。

昭和60年代。平成に入ってからは記憶にないが、

祖母がよく観ていたのを記憶している。


今日は、少し足つぼの歴史について紹介してみたいと思う。

旅籠(はたご)、宿場町の宿屋の上がりかまちにて、

宿の主人が桶をもって旅人の足を洗い始める光景をみたことがある。

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実は、これは旅人の足を洗うとかそういうことが目的ではないのである。

癒しと見せかけ(笑)実のところ、

宿泊予定者の「査定」をしているのだ。


昔、まだ私が会社員の頃に出張で出雲に行ったことがあった。

当時30代前半。

出雲=出雲大社(縁結びの神様)

私服で仕事帰りに、出雲空港近くの温泉宿に宿泊し、

翌朝お客様を空港まで迎えに行って、出雲の事業所へ行く。


通常、仕事でなかなか温泉宿は使わない(笑)

なので幸薄い(?!)30代独身風の女子が一人で温泉宿へ。

すると、明らかに宿の方は「なぜ一人?」「何しに来た?」

「なんなら傷心旅行ですか?」という探りのような質問をしてくる。


なんか面白いなぁ~と思ったので、

放置しながら、一泊し、翌朝スーツで「空港まで送迎お願いします」

と伝えるとホッとした顔をされたのを思い出します。


そう、泊めるってことは、

それなりにいろいろリスクを背負っているということ。

もしかすると、体調が悪いのかもしれない。

もしかすると本当に傷心旅行なのかもしれない。

もしかすると、何か事件を起こすかもしれない・・・。


と、よからぬ妄想を広げると止まらないはずです(苦笑)


話はだいぶ反れましたが、元に戻して。

そう、その旅籠の宿泊客の「健康状態」を見分ける。

その作業が主人の大きな役割だったのです。


よく考えてみたら、今のように車も新幹線も飛行機もない時代。

参勤交代で江戸と地方を行き来する。

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普通に体力がある人ばかりでもないでしょうし、

病弱な人もいたでしょうし、

なんなら何かの病におかされている人もいるでしょうし、

流行り病や、食中毒にあっている人もいるでしょうし、

夏ばてしているかもしれないし、

熱中症になっているかもしれないし、

出てくるときに奥さんと喧嘩してきてテンション低いかもしれませんし、

なんなら、なんでワシ、参勤交代せなあかんねん(怒)と、

心中穏やかではない心が荒れている人もいたかもしれません。


途中でいろんなことがあり、

水戸黄門みたいな人に出会えず息絶えた人も多いことでしょう。


旅人の「健康か病気か」を見分ける。

それを見立てたのが「足」だったのです。


足は、心の状態、健康状態、すべてが反映されます。


で、これを見て思ったのは、

私も出張先で必ずその土地の足つぼ屋を探します。

そして本来ホテルにあってほしいのは、

自分の部屋に呼び寄せる形のボディーのマッサージではなく、

省スペースで足を揉んでくれる少しの空間と時間。


その宿屋のサービスの一つとして、

宿屋の主が足を見立てることができるようになる。

そして、これが顧客様が選んでくださる一つのきっかけになる。

QUOカード付じゃなく、主の足つぼ付きをポチる。


そんなことをしたい宿屋さんとの出会い、

そして新たなサービスを作りたいと思っています。


結構これ面白い。

もう、ありふれた「スパ」はいらないんです。

エステ付き、マッサージチケット付きよりも、

絶対ポチられる率高いと思いますよ。


とりあえず宣言してみた。


(まもなく、新しいプロジェクト開始しようと思ってる)

(こうご期待!)

(MAKUAKE)

(GYMBAの続き)






たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。