見出し画像

食・咀嚼・消化・吸収

カラダの調子が悪い。

何をすればいいのかわからない。

まず基本的なことですが、
当たり前のことができていないということを理解しょう。

人間は、
食事をし、咀嚼をし、滞りなく消化・吸収していくプロセスを踏む。
正しく吸収されたのち、血となり肉となる。
そしてそこで出た不要なもの、それは排泄される。

このプロセスとはつまり、
繋がり。連携。中継。コネクション。連続。拮抗。コンビネーション。連帯。結びつき。連鎖。リンク。関係。リレーション。連絡。

見てわかる通り「連」という字が多い。
つながり続く。結びつなぐ。

そういうこと。
このプロセスの一つ一つを大切に。
何か一つがうまく機能をしなくなったら、

うまく中継できない。
うまく関係性を保てない。
うまく連携を取れない。
結びつきがうまく行かない。
連鎖が途切れる。

ということが起こります。

人間はまず食べないとカラダの維持ができません。
何をどう食べるかを選ぶことをしてください。
決して一般的に言われる「健康にいい食材」とか、「量の増減」ではありません。

ココロから満たされるものを食べてください。
おいしいと思うものを食べてください。
mouthwateringという英単語があります。
これを簡単に直訳すると「おいしそう!」というような意味になると思いますが、分解してみましょう。

mouth=口 

watering=よだれが出る

この二つを合わせた単語になっています。

よだれが出る状態というのは、自分の意志でもなんでもなく
脳の仕業。反射作用です。あなたはパブロフの犬ですw

「おいしそう~」

と、条件反射的に脳が訴えている状態。

あぁ~あれ食べたいなぁ・・・・と思うようなもの。
それがあなたに必要な「食」です。

そういう意味で個人的に思うのは、
旬の食べ物ってそれに近いなぁと思うんですね。

旬の食べ物って、最高の状態になって
この季節にしか最高の状態で食べれない「限定品」なんですよね。
この季節になったら「松茸食べたいなぁ」とか「ぶどう食べたい♡」
「イチジクうまいよねー♡」みたいなやつ。

本当にエネルギー値マックスな食材が並びます。

だ・か・ら!!!

mouthwateringになるんです。
脳がその味を知っているから。

高いエネルギーの波動を、ぜひ体内に取り込んでください。

※ひとつだけ注意は、ジャンクフードにもこの作用が若干ございます

咀嚼

次に大切なのは、そのせっかく取り入れた「食」をうまく「消化」し、「吸収」しないと意味がありません。取り入れた栄養素をみすみす無駄にする行為をしていませんか?

「ちゃんと咀嚼していますか?」

よく聞く咀嚼の理由は「早食いにならないように」
この早食いがNGな理由は、「量を食べてしまうから」結果「過剰なカロリー摂取につながる」「太りやすい」というところにあります。

実際、確かにその視点からは間違いありませんが、
一方できちんと「咀嚼」してあげることで、次の工程である「消化」がスムーズにいくようになります。

想像をしてください。

胃の中に、噛まない状態の肉のかたまりが入っていく。

名称未設定のデザイン (63)


それを胃は蠕動運動を必死になってするわけなんです。
彼らの仕事は「消化しやすい」ように、より「細かくすること」ですから。

「細かくしなきゃ!」
「吸収しやすいようにしなきゃ!」
「え?まだ仕事終わってないのに、どんどん仕事渡されるよー😢」
※間食パターン、甘いもの別腹

ずっと揺れて揺れて揺れてな世界です。

一日中、稼働させるって本当に疲れる思いませんか?
その揺れも、肉のかたまりそのまんまだったら揺れを大きくしないと壊れないわけなので、その揺れを小さく、より最小限で終わるように
「歯」で噛み砕くのです。「咀嚼」をしてください。

そしてその咀嚼は
唾液と混ざり合って消化を助けます。

おいしそうだなぁ~と思うものでないと、
唾液をたくさん出るような「目」「鼻」「口」で楽しめるようなものを楽しみながら食べるのが本来の「食」なんじゃないか?

本当の意味での「ストレス発散」という意味の食だと私は感じます。

消化

口の中に入り、
歯で噛み砕いたもの、それと唾液腺から分泌された唾液とまじりあって消化の助けをします。胃→十二指腸→小腸と消化をしていきます。

それぞれ、各臓器ごとに使う消化酵素と臓器を移動しながら
炭水化物・タンパク質・脂質を分解していくのです。

↓こちらがとてもわかりやすかったので、こちらをご参照ください。

足つぼをしていても、例えば「すい臓」の反射区がゴリゴリですよねって話をしたときに、すい液を過剰に分泌させる何かを入れているという過程ができると考えています。

消化器官である
胃、十二指腸・小腸。

そして、
肝臓・すい臓・胆のうの補助を受けながら消化を順を追って繰り返します。


当然、ここでもより細かく粉砕されている食物であれば、
消化酵素をまじりあってより消化しやすい状態に持っていけるのです。

また正常に消化酵素が出せる状態の臓器か?

各臓器に、


無駄な残業をさせていないか?
休日出勤させてないか?
夜勤を強いてないか?
無理なシフトを組んでないか?

自分という名の会社の中で、
その大切な従業員である「内臓」に無理を強いていないか?

ブラック企業になっていないか?

ここを徹底的に見直してください。


吸収

ようやくここにきて吸収できる状態になります。

健康なカラダを維持するには、
必要な栄養素を、正しく分解し、カラダに吸収する必要があります。
ここまでの工程を滞りなく行い、吸収率を高く持っていくように。

カロリーが高い≠栄養価がある
満腹にする≠栄養価がある
サプリメント摂取≠健康体を保てる


話が少し飛びますが、
私が経験した事例を一つ。


例えば貧血。

単に不足している鉄剤を補うということだけではなく、
きちんと消化、吸収できる仕組みができているのか?

消化できるように、咀嚼をちゃんとしているのか?
胃の状態・その他消化器の状態を健全に保てているのか?
健全に保つために、過剰に働かせていないか?


体調悪いな、と思ったら、
まずはこの当たり前の食べ方を見直してみてください。

たったこれだけで体調はすこぶるよくなりますよ。

(まぁ寝るのが先だけど)


まとめ


何一つ条件がかけてもうまく行きません。

そもそもエネルギーや栄養価の低いものを選ぶと、
人間の生命維持に必要な栄養を取り入れることができないことから始まり、

吸収しやすい形にするために、
しっかりと咀嚼し、各臓器に重労働や過剰労働を強制しない。

これが当たり前であり、なかなか我々ができない仕組みです。

投げやりになるわけでなく、
自分が何を喜ぶのか、自分が心から満たされるような生活を少しずつ選んでいってほしいと自戒を込めてまとめてみました。


よろしければ関連記事もぜひ読んでみてください♪










たになかちよ/足の記録帳 足つぼマニア、あしの研究家、足つぼ二スト、バイヤー 足の不調がきっかけで、コンプレックスの解消と美脚研究に余念がない。趣味は海外旅行とコーヒー。