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ほんとに二重系❓リニアに東海道新幹線の代替はできない

こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

金曜土曜と神戸出張だったので、台風にはほとんど遭わなかった。

金曜の朝はまあまあ降ってたけど、それもすぐ小雨になり昼には止んだ。

だけど、東の方はすごいことになっていたみたいで💦

そんななかで「リニア中央新幹線があればこんなとき東海道新幹線のリカヴァリーができた」みたいな論調が飛び交った。

これって、リニア中央新幹線の着工を認めない静岡県に対する恨み節も含まれていると推察されるんだけども、

現実的に考えてリニアは東海道新幹線を代替できない。

なぜか。

それはリニアは定員を超えると浮上できなくなるので、完全予約制を取っているから。立ち席という概念がない。

もうひとついうとリニアは輸送力も小さい。

新幹線は1,319席(昔は1,323席だったけど車椅子スペースを増やしたため。現在は両者が混在)なのに対して、リニアは1,000席と発表されている。

これではリニアがそれなりに頑張って増発したとしても全員を運ぶことはまずできない。

リニアをやめて通常の鉄道方式で中央新幹線を建設すれば、すし詰めでもなんでも移動することは可能だけども、

リニアは1kmごとに40mの登り降りが可能なのに対して、新幹線は通常15mに抑えられている。鉄輪は傾斜に弱いから。

だから現在のリニア中央新幹線はそれを前提にしたルートが組まれていて、鉄道方式にしたら大幅にルートを変更するか、かなりの減速を覚悟しなければならない。

九州新幹線は35mの登り降りをやってるから、40mだってできなくはないとは思うけど、おっそくなるよ〜〜〜😭

そもそも論として、リニアでも鉄輪式でも中央新幹線ができれば、のぞみはそちらに移行するので東海道新幹線に乗るのは静岡や浜松などに用がある人がほとんどになる。

だから、関東と中京、関西の間を移動する人がどれだけ東海道新幹線に乗ってるのか、という話になる。新横浜から京都だったら東海道新幹線かもね。

リニアからあぶれた人を東海道新幹線で運ぶことは可能なんだけどね。

正解はこちらだろうね。

南海トラフ地震などのいざという時、関東と中京、関西を繋ぐバックアップは北陸新幹線ということになる。

こんな時に大宮発などで増発便を大量に出せるようにしておけば、すし詰めでもなんでも移動することはできる。

それと、リニアに関しては輸送力を2倍にできないのかなと。

いまのぞみは最大で1時間に12本走っているけれども、これをリニアに置き換えると16本になる。

もっといえば航空からのシフトもあるし、新大阪乗り換えで九州や四国などからの需要も増えるのに対して、リニアにはそれらを賄いきれる供給力がない。

新幹線はわざわざ在来線より大きな車両を使った。今考えればものすごい先見の明。

なのにリニアはなぜそんなコンパクトになってしまうのか。

新幹線だって戦艦大和のようにボロクソ言われたけど、やってみたら大成功だった。だからリニアもそうなる。

そういう意見が大多数だと思うけど、輸送力をきちんと考えていないように思えない。

むしろコンコルドの失敗が過ってしまう。

初期のコンコルドがいくら燃費がひどく、騒音もひどくても、輸送力があれば、コンコルドが移動時間の基準になったはずなんだ。

だからブームテクノロジーのオーヴァーチュアにしても輸送力の面からあんまり期待してない。

リニアが2,000席を設けて、名古屋にしか停車しない速達列車が1時間に12本走ってのぞみの1.3倍弱。それでも不足気味だけど、機能はする。

各駅停車が1時間に2本走り、回送列車も走ると考えると本数はそんなものだと思う。

それでも東海道新幹線が不通になり、例えば新横浜から京都へ向かう人をリニアが受け入れられるかといえばそれは難しいんじゃないかと思う。

リニアの輸送力倍増と北陸新幹線の活用の両方を進める必要がある。

それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨


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